クリスマス・イブとはネタ縁のないネット証券Blogに、松井サンタから愛のある?話題がプレゼントされた。
松井証券社長松井道夫氏は、読売新聞のインタビューに対して、「世界の中心にいるのは消費者であり個人」と話した。
情報革命始まる (キャッチ)
松井さん
今年は小説「世界の中心で、愛をさけぶ」が大ヒットしたが「世界の中心にいるのは消費者であり個人」と話すのは、インターネット専業証券最大手の松井証券の松井道夫社長。IT(情報技術)の進展で個人の情報量が豊かになり「個人が産業構造を変える情報革命が始まっている」と強調する。メガバンクが銀行証券保険業務などを1ヶ所で取り扱うワンストップショッピングを始めたが「顧客が喜ぶと思ったら大間違い」と一刀両断。「個人の発想はいいとこ取り。競争してこなかったら個人のニーズがくみ取れない」と痛烈に批判していた。
「世界の中心で、愛をさけぶ」をネタに使ってくるのは、ちょっと遅いかなぁという気もするが、年末で今年を振り返るムードの時期でもあるので、それなりのインパクトはあったかもしれない。確かに、ネット証券もそうだし、このブログもそうだし、最近の流行を見ると、個人というのは、非常に重要なキーワードに思えてくる。やはり、その源になっているのが、IT(情報技術)であることは間違いない。今まで個人レベルでは採算が合わなかったものが、儲かるようになってきている・・・例えば、マス広告に対して、アフィリエイト。
ネット証券が飛躍してきたのも同じである。
松井道夫社長が成功し続けているのは、どんなビジネスのアイデアでも全て、この「個人」を中心に考えなくてはならないという原則を崩さなかったからなのだろう。