ユナイテッドワールド証券★トピックス★
元旦の日経新聞によると、中国株専業のネット証券ユナイテッドワールド証券は、2005年度中の東証マザーズ上場を目指しているそうだ。
商品は香港市場上場の中国株。現物を手にできないうえ、ネット取引。しかも会社は香港からの“逆上陸”。「当初はうさんくさいと信用してもらえなかった」
 ところが二〇〇四年、松井証券や楽天証券、三井住友銀行からの出資を受け、「景色が変わった」。有力金融機関の“お墨付き”を得たことで、口座数や預かり資産が急増。同十一月末にはそれぞれ二万九千三百口座、三百五十八億円に達した。二〇〇五年中の東証マザーズ上場を目指す。


今年は、松井証券の中国株の注文を取り次ぐようなので、一気に業績の拡大が期待できる、ユナイテッドワールド証券。そのIPOがほしければ、松井証券か楽天証券に口座を開いておいてほうがよさそうだ。

ところで、この記事によると、ユナイテッドワールド証券の創業者林和人社長は、アジア通貨危機で香港の証券会社を格安で買収して、2ヵ月後に黒字化し、注文を取引所に直接つなげるうえ、資産を香港ドルのまま預かることで、売買ごとに為替手数料を発生させない仕組みを実現したそうだ。しかも、経済特区名護市の本社は、3年間は家賃無料だったそうだ。

林社長は、「日本人も華僑のように不労所得で豊かになるべきだ」と言い、「中国の次は韓国、ロシアやインド、ベトナムも有望」と次も考えているらしい。間違いなく今年のネット証券業界の台風の目になるだろう。

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