ユナイテッドワールド証券大手の一角、日興コーディアルグループも、ユナイテッドワールド証券に出資し、日興イージートレードで中国株の注文を取り扱うそうだ。
★トピックス★
■ニュースの要点
・日興コーディアル証券が約1.7%、VCの日興アントファクトリーが約5%出資
・合計出資比率は松井証券と楽天証券(各4.2%)を上回る
・創業者の林和人社長(69%)に次ぐ第二位株主になる
・日興コーディアル証券がユナイテッドとシステムをつなぎ、2005年度上期中に自社のネット取引サービス「イージートレード」の顧客が香港株を売買できるようにする

ユナイテッドワールド証券にとっては大きなサプライズとなった。今や中国株においては、ユナイテッドワールド証券と提携することが圧倒的に有利である。他の証券会社がどうするのかも気になるところだ。たとえば、日興コーディアルと同じシステム会社のシステムを使っている、MBHやライブドア証券がどうするかだ。日興と同じようにユナイテッドと提携すれば比較的低コストでシステムの追加はできるだろう。(ただ、ユナイテッドへの出資は必要。)

ともかく、中国株が今年の証券業界の目玉商品であることは間違いがなくなっただろう。

ユナイテッドワールド証券
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