
楽天証券、変額年金保険販売に参入へ 外資系生保と提携
-------------------------------------------------------
インターネット関連事業大手の楽天は6日、変額年金保険の販売に参入する方針を明らかにした。傘下の楽天証券が近く大手外資系生保と提携する。年内にも楽天向けに開発された商品をネット上で発売する計画だ。
変額年金保険は、加入者が払う保険料のほとんどを株や債券などで運用し、結果次第で将来受け取る年金額が変わる。投資リスクは契約者が負うことになり「投資信託に近い生保商品」ともいわれる。今年4月にはペイオフが全面解禁され、1千万円以上の預金が保護されなくなるため、富裕層を中心に需要が高まるとみられている。
楽天の計画では、ネット上で申し込みを募り、説明や諸手続きを可能な限りネット経由ですませる業界初の商品となる。主に、楽天証券に口座をもつ顧客に対し、金融商品の一つとして提供する考えだ。
楽天は03年にDLJディレクトSFG証券を、04年にあおぞらカードを買収。今月5日にはネット先物取引会社設立にもかかわり、個人向け金融事業を急拡大している。金融事業は楽天の全売り上げの3割弱をかせぐ経営の柱になっている。
既存の楽天証券ユーザには、変額年金保険といっても興味がない人が多いだろうが、おそらく富裕層や楽天市場の店主や利用者をターゲットとして考えているのではないだろうか。
イー・トレードが、401K。楽天が、変額年金保険。
松井は、アドバンスド・クリエイトの保険市場とリンク提携。
マネックス証券は、ソニー生命・損保?
日興ビーンズは、自社ホームページで各社の保険を販売。
ライブドア証券は、???
楽天の金融事業は全売り上げの3割弱になっているようだ。ライブドアも、ほとんどが金融収支でコアがないと言われているが、楽天もけっこう金融に頼っている。
■関連ニュース
新球団だけじゃない、年初からエンジン全開の楽天(CNET JAPAN)
■関連記事
イー・トレード証券が、個人型401K(確定拠出型年金)を取り扱い