日経新聞が毎年、金融機関の人気度調査を行っていて、すでに去年の分が発表されている。この調査は、上場企業に好きな金融機関を選んでもらう形式なので、リテールが中心のネット証券には不利なのだが、一応結果を見てみよう。
日本経済新聞調べ金融機関人気度調査<主なネット証券のみ抜粋>
順位は証券部門の数字なのだが、やはり上場している松井、イー・トレード、マネックスが強いことがわかる。どこのネット証券も点を稼いだのは、「手数料などサービスフィーが安い」という項目だ。松井証券は、この項目では、全証券会社でトップになっている。実際はもっと安いネット証券もあるが、そんなの上場会社のトップは知らないのだろう。また、松井やイー・トレードあたりは、他の項目でも少し点を稼いでいた。上場していないところでは、カブドットコムが検討したのではないだろうか。UFJと取引があったところが、去年のいろいろあったUFJを敬遠して、カブドットコムに投票したというのは、愚考かな。
さて、ライブドア証券。できたばかりだた、36位だった。投票してくれた会社は6社だけど、このうち、3社はライブドア、バリュークリック、インタートレードなのかもしれない。個人投資家やライブドアブロガーには圧倒的に人気があるのだが、上場企業の会社の人には、まだまだ知名度・信用度が足りない。「経営が堅実で安定している」という項目は0ポイントだった。M&Aビジネスなども進出しているので、来年は順位がずっと上に行くことが期待される。
それにしても、オリックス証券の成績が低いのは、時期的に近鉄と合併と岩隈問題が糸を引いたのだろうか、投票したのは1社だけだった。(オリックス自身?)
順位(証券) | ポイント合計 | 社数 | |
松井 | 10 | 269 | 124 |
イー・トレード | 17 | 108 | 52 |
マネックス | 25 | 36 | 15 |
カブドットコム | 26 | 32 | 17 |
楽天 | 30 | 25 | 10 |
エイチエス | 33 | 17 | 7 |
ライブドア | 36 | 15 | 6 |
センチュリー | 37 | 14 | 5 |
リテラ・クレア | 46 | 5 | 2 |
オリックス | 69 | 1 | 1 |
順位は証券部門の数字なのだが、やはり上場している松井、イー・トレード、マネックスが強いことがわかる。どこのネット証券も点を稼いだのは、「手数料などサービスフィーが安い」という項目だ。松井証券は、この項目では、全証券会社でトップになっている。実際はもっと安いネット証券もあるが、そんなの上場会社のトップは知らないのだろう。また、松井やイー・トレードあたりは、他の項目でも少し点を稼いでいた。上場していないところでは、カブドットコムが検討したのではないだろうか。UFJと取引があったところが、去年のいろいろあったUFJを敬遠して、カブドットコムに投票したというのは、愚考かな。
さて、ライブドア証券。できたばかりだた、36位だった。投票してくれた会社は6社だけど、このうち、3社はライブドア、バリュークリック、インタートレードなのかもしれない。個人投資家やライブドアブロガーには圧倒的に人気があるのだが、上場企業の会社の人には、まだまだ知名度・信用度が足りない。「経営が堅実で安定している」という項目は0ポイントだった。M&Aビジネスなども進出しているので、来年は順位がずっと上に行くことが期待される。
それにしても、オリックス証券の成績が低いのは、時期的に近鉄と合併と岩隈問題が糸を引いたのだろうか、投票したのは1社だけだった。(オリックス自身?)