ネット証券売買代金シェア推移ネット証券各社の個人投資家売買代金シェア2005年1月版。 1月は、楽天証券がシステム障害の影響でシェアを落とし、他社はほとんど変動しなかった。
2005年1月度主要ネット証券個人投資家売買代金シェア
<ネット証券Blog独自集計>
 12月シェア1月シェア増減
イー・トレード18.34%18.40%+0.05%
松井10.37%10.40%+0.04%
楽天9.98%9.40%-0.58%
日興ビーンズ5.13%5.19%+0.06%
カブドットコム4.74%4.63%-0.11%
マネックス2.73%2.69%+0.03%
オリックス2.06%1.96%-0.10%
ネット証券評議会計42.88%開示待ち-.--%
MBH計7.86%7.88%-0.03%
大手6社計51.30%50.72%-0.57%
集計方法:
・東証・大証・名証の1・2部と、東証マザーズ・大証ヘラクレス・JASDAQの個人投資家の売買代金(一部推定も含む)と、ネット証券各社の公表している売買代金データなどを基に集計。

注意:
・ネット証券評議会の公表データや各社の決算説明資料よりもシェアが低くなるのは、マザーズとヘラクレスの売買代金を考慮しているためだと考えられる。
・データの正確性は保障できないので、あまりあてにしないほうがいい。

<コメント>
他社のシェアがあまり変動しない中、楽天証券は1月12日と20日の2度の障害の影響で、0.58%低下してしまった。また、活況なのにネット証券各社のシェアが伸びなかったのは、先月同様、有店舗証券にタンス株が殺到して1月もそれを売却したり、別の株を買ったりする人がいたからと考えられる。前年の12月〜1月もネット証券各社のシェアは一時的に低下しているので季節的要因によるものと考えていいだろう。おそらく今が底で2、3月には再び上昇していくはずだ。ちなみに、個人投資家内ではなく、全ての投資主体の中でのシェアは各社上昇し、過去最高のネット証券もある。
ネット証券売買代金シェア推移