楽天証券元祖トレーディングツールの「マーケットスピード」で圧倒的な人気を得ていた楽天証券は、昨年のカブマシーン、マーケットウォーカーや、HYPER E*TRADEなどの追撃に対抗するため、4月にマーケットスピードのバージョン5.2をリリースすることになった。

緊急告知!マーケットスピードバージョン5.2 デイトレーダー必携、発注機能徹底強化!

以前から新聞等でマーケットスピードのバージョンアップをするというニュースはあったが、イー・トレード証券のHYPER E*TRADEが予想以上に好評の様子を見て、緊急告知を行ったのかもしれない。

バージョン5.2での変更点は、
・「予約注文」機能
・「板発注」機能
・「マイページ10分割」
・全市場ランキング対応
・登録銘柄情報を外部ファイルのエクスポート/インポート機能
などになるようだ。

このうち上の3つが強化されるのは、HYPER E*TRADEを意識してのことだろう。

今年のトレーディングツール戦争は、当面マーケットスピード、カブマシーン/マーケットウォーカー、HYPER E*TRADEの三つ巴の争いになりそうだ。