ライブドアトレードリニューアルライブドア証券は、3月5日に全サービスを一時停止し、ライブドアトレードのサイトリニューアルを行うことを発表した。また、リニューアル後のサイトの画像も公開している。リニューアル後は、投資情報の充実やQUICK Streamerから取引画面を呼び出す機能が追加されるようだ。
ライブドアトレード サイトリニューアルおよびメンテナンスのお知らせ

9月に堀江社長が宣言していた、2月のリニューアルは予定通り実現されるようだ。今回は、インタートレードによるシステムのリプレイスではなく、既存のシステムを日興システムソリューションズが機能追加したものだと思われる。

リニューアル後の画面は以下のような感じになるそうだ。

ライブドアトレードリニューアル

第一印象は、イー・トレード証券の画面を赤と白にした感じだ。「Yahoo!の次はイー・トレードのパクリか」と言われそうな気もする。それがある意味ライブドアらしいといえば、ライブドアらしい進歩なのだが・・・

それはともかく、これまでの取引に最低限必要なフォームやボタンしかなかったのに比べると、かなり進歩したといえる。ニュースや指標、チャートも基本画面で実装されている。さらにlivedoor Streamer(QUICK Streamer)の銘柄情報からその銘柄の取引画面を呼び出す機能が、顧客の要望により取り入れられたようだ。この辺は、松井証券の株価ボード、マネックス証券のマネックススピードにもついている、QUICK Streamerの基本的な機能だ。おそらく他の証券会社で取引経験のある投資家の声を取り入れているうちに、同じような機能・画面構成になってしまうのだろう。一部で期待されていた電子交付や入出金の強化、中国株取引はまだなさそうだが、ようやく大手のネット証券に引けをとらないWeb取引システムになったと言えそうだ。後日、ログインして直接確かめてみたいと思う。

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