カブドットコム証券株主総会20050625臼田琢美さん(る〜さ〜)のkabulogで紹介してもらった。「J_Coffeeの株式投資日記」のJ_Coffeeさんもカブドットコム証券の株主総会に出席していたようだ。やっぱり東証一部上場直後なのでコバンザメ投資法を実践していたのかな。総会で大株主は売っているのでは?という質問があったけど、J_Coffeeさんの「2005/3/22 誰が売ったか(カブドットコム)(IPOの研究5) 」が参考になるかもしれない。さて、カブコム総会レポート最終回は、る〜さ〜や竹村先生も参加するパネルディスカッション。

総会の後の、経営報告会に引き続き行われたパネルディスカッションだったが、経営報告会の質疑応答が白熱したため、1時間の予定が40分に短縮。しかし、大物ゲスト竹村大先生が参加するパネルディスカッションを目当てに赤坂プリンスホテルまでやってきた人も多かったはずだ。



ディスカッション参加者4人の紹介のスライドの中でも、竹村先生だけは、左下にイラストつき。やはり先生はゲストの中でも特別待遇のようだ。

パネルディスカッション開始、やはり最初のテーマは、ライブドアのニッポン放送買収問題「会社は誰のものか」。

竹村 「株主のものだけど、日本人はそのことを忘れていた。ホリエモンの功績は大きいけど、いろいろあった。けど細かいことは言わない。」

本当はこのテーマで時間を使いたかったはずだが、時間が無いので、次のテーマに。

長塚 「中学の時に新聞の株式欄を見て・・・株取引を・・・」

臼田 「中学の時から?」

アテネ五輪金メダリストで、競輪選手で個人投資家とという長塚さんが中学の時から株式投資をしていたことがわかり会場の注目は長塚さんに集まった。かなりのベテランらしい。



臼田 「では、次に銘柄選択の方法についてお願いします。」



竹村 「・・・・・・・・・・・・・」



竹村 「ん?私の番か・・・このごろ聞かれて答えるのに慣れて無いから。個別のことについては彼(長塚さん)の方が・・・」

竹村先生は、お疲れぎみだったようだ。



パネルディスカッション終了後、再び斎藤正勝社長が登場し株主にご挨拶。

斎藤 「中にはご不快になられてしまった方もおられるかもしれませんが・・・」
     (注:竹村先生の件ではなさそう)

最後まで株主に丁寧な対応で締めくくってくれた。

一応、竹村氏は、ためになる発言をしていたので書いておくと・・・

・昔は株取引に偏見があった。
・ホリエモンもいるが、孫正義は8年間で世界の800社の筆頭株主になっている。
・会社の株が過去の実績で見ても一番パフォーマンスがいい。
・日本に世界中のお金が向かってくる
・アメリカは金融の国になっている。日本もそうなるべき
・まだ邪道と言う人もいるけど、パソコンの前でピュピュピュしてればいいんだから、豊かな国の人は旅行に行ったりスポーツしてたりすればいい。
・愛国者なら日本株を買えばいい。買えば高くなって結局外国人が買いにくくなる。
・株を買うと日本を救う。
・注目の業界は、金融。カブドットコムみたいに50人でやってれば絶対儲かる。50人と聞いてびっくりしましたね。

といった感じ。退屈だった人もいたかもしれないけど、それなりにためになる内容だったかな。

ちなみに、カブドットコム証券株主総会のも土産は、ロゴつきトートバックでした。(はずかしくて使いにくいけど、まだヤフオクでは売りに出されて無さそう。)
あと休憩時間に、緑茶、ウーロン茶、トロピカーナの紙パックドリンクサービス。(トロピカーナはすぐ無くなった。)

カブドットコム証券