ネット証券評議会 ネット証券評議会が個人投資家向けに実施したアンケートの結果を公表したが、それによると個人投資家の7.6%無職であることがわかった。また、10代の投資家の約10%は年収が5000万円以上であるとのこと。

ネット証券評議会「2005年 個人投資家大アンケート」結果について
ネット証券評議会(松井証券、イー・トレード証券、カブドットコム証券、楽天証券)は、個人投資家の皆さまのご意見を今後の当評議会の活動に活かしていくことを目的として、「2005年 個人投資家大アンケート」を実施し、10代から70代以上までの個人投資家13,969名から回答を得ました。

【アンケート調査結果の概要】
 投資状況
  全ての回答者のうち、「現在株式投資を行っている」人が96%と大多数を占める。
13,969名という母集団が"大アンケート"として十分な数なのかどうかはわからないが、「現在株式投資を行っている」人が96%と大多数を占めるっていうのは、ネット証券評議会とその4社のホームページとマネー雑誌で告知したんだから当然の結果のような気がする。日本人の96%が、株式投資をしているはずはないし。

無職の投資家は7.6%いるらしい。無職はそれ以外の人よりアンケートに答える時間があるので実態より少し多めに結果が出ているかもしれないけど、だいたい20人に1人の投資家は専業トレーダーと考えてもいいだろう。しかし、みんなそれで生計を立てられているのだろうか。であれば羨ましいのだが。


次に年代別の年収を見てみた。特筆すべきは10代で5000万以上の年収がある人が10%以上いるということ。正直なところ、どうやって稼いでいるんでしょうか?プロスポーツ選手でしょうか?タレントでしょうか? ともかく、10代の投資するぐらいの人は、それなりに資産を持っている人が多いということだ。

ほかにも、証券会社の選択基準は「手数料の安さ」が多かったり、夜間取引にはほとんどの人が賛成だとうことや、証券税制には不満を持っている人が多いというような結果が出たようだ。これをもとにネット証券評議会は夜間取引導入を東証へ求めていくのだろうけど、いったいいつになったらできるんだろうか。

【関連サイト】
ITmedia Survey:個人投資家“1年生”が3割弱

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