
カブドットコム証券、IRイベント「カブ四季総会」を四半期ごとに開催
〜 個人投資家の皆様からのご要望に対する経営者の回答も月次開示 〜
1.「カブ四季総会」について
「カブ四季総会」は、四半期決算に合わせ当社の業績動向や取り組みをご報告し、個人投資家の皆様からのご質問にお答えするIRイベントです。当社では上場後初となる定時株主総会終了後に株主懇親会を開催いたしましたが、「カブ四季総会」はそれとほぼ同様のものを定期的に全国主要都市にて開催するものです。当社に口座を持つ株主様を中心に当社の状況や考えをご理解いただき、当社への投資や当社での取引の継続をご検討いただくために開催することとしました。
当社では四半期決算における説明資料等の即時開示をはじめ、公平なタイムリーディスクロージャーを徹底させていますが、直接的にふれあえる機会が限定されがちな個人株主の皆様に、この「カブ四季総会」を通じて当社へのご理解をより深めていただきたいと考えております。
2.個人投資家の皆様からのご要望に対する経営の回答の開示について
6月25日に開催致しました経営報告会にて当社株主様からいただいた「お客様のご要望等を経営者にしっかり報告すべき」とのご意見に対する当社の対応としまして、個人投資家の皆様からの主なご要望等に対する経営者からの回答を、月次の業務開示のサポートセンターリポートの中で報告することといたしました。
6月のカブドットコム証券の株主総会で株主からの質問に、斉藤社長が以下のように答えていたけど、今回の発表はそれを受けて、さっそく実行に移したということだろう。
斉藤 コールセンターから電話をしてお客様に来ていただき、叱咤激励を受ける場を持っているが、組織化ができていない。アドバイザリーボードのようなものも検討したい。
株主総会で出た意見をすぐ経営に反映させる努力は評価に値するんじゃないだろうか。すでにマネックス証券ではかなり前から少人数の顧客に集まってもらうオリエンテーションコミティーをやっているが、それに対してカブドットコムのカブ四季総会は一度に大勢を集めて行うという違いがある。
現状のカブドットコムの株価水準が続くと、おそらく、厳しい意見やMeネット証券との統合に関する質問が出ると予想されるけど、普通の会社だと権利日に株式を保有していた株主と年に1回の株主総会の時だけしか会う機会が無いのに、四半期に1回会うとなると、経営の緊張度がましていい効果が出るのではないだろうか。ネット証券Blogとしては、名古屋開催分は行ってもいいかなと検討中。
それはそうと、まさかプレスリリースに「カブ四季総会」って駄洒落を入れてくるとは・・・
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