マネックス・ビーンズ証券マネックス・ビーンズ証券は、株式売買手数料の「1ショット」という名称が他社の登録商標に抵触するおそれがあるとして、「取引毎手数料」に変更すると発表した。カブドットコム証券の「ワンショット手数料」という商標が今年2月に登録されているが、楽天証券も「ワンショット」という商標を出願中のようだ。また、楽天証券の「ワンショットコース」という商標が今年7月に登録されたことも判明。

手数料名称変更のお知らせ

当社のインターネット株式売買手数料は「1dayパスポート」「1ショット」という2種類を用意させていただいておりますが、「1ショット」という名称が他社の登録商標に抵触するおそれがあるため、以下のように変更いたします。

「1dayパスポート」 → 一日定額手数料
「1ショット」 → 取引毎手数料

当社ウェブ・印刷物上の表記は速やかに新名称に変更する予定です。
名称の変更に伴いお客様にはご不便をおかけしますが、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。


マネックス・ビーンズ証券の「1ショット」手数料は、変更後の「取引毎手数料」という名前が示すとおり1約定毎計算する手数料体系の種類の一つだが、カブドットコム証券の「ワンショット手数料」は、複数単元の注文を発注し、それが複数日にまたがる内出来での約定となる場合でも手数料は変わらないことをうりにした手数料サービスのことで、互いに内容は異なるが、カブドットコム証券が商標を登録しているので(【登録番号】第4839373号)、マネックス・ビーンズ証券の「1ショット」の方が、それに接触する恐れがあったようだ。

なお、「1ショット」という手数料コースは、旧日興ビーンズ証券が2004年7月に開始していたもので、それに比べると「取引毎手数料」はかなり地味な名前なので、いずれ別の名前に変えるかもしれない。「1dayパスポート」を「一日定額手数料」に変更したのは、「1ショット」という名称をやめるのにあわせただけのようだ。

カブドットコム証券は、知的財産の管理に力を入れている会社で、6月の株主総会でも、「逆指値」の特許が認められたときには、他社にライセンス料を要求するという話をしていた。

なお、楽天証券が昨年12月に「ワンショット」という商標を出願しているようだが、まだ登録はされていない。(商願2004−112641 ) この「ワンショット」という言葉が手数料の何かを意味するものかどうかはわからないが、今のところ楽天証券のホームページでは「ワンショット」という言葉は使われていないようだ。

8/6追記:その後の調査で、楽天証券からの「ワンショットコース」という商標申請が登録されていたことがわかった。(【登録番号】 第4839373号) マネックス・ビーンズ証券の「1ショット」が接触しそうなのは、楽天証券の保有する商標の方かもしれない。

商標出願・登録情報検索 (特許庁)
知的財産権/カブドットコム証券

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