サイバーエージェント

サイバーエージェントが、ジェット証券の筆頭株主となり、同社を持分方適用会社とした。またGMOインターネットと熊谷社長個人、ジャパン・デジタル・コンテンツ信託も出資。サイバーエージェントやGMOインターネットが、楽天、ライブドアの後を追ってネット証券業界に参入する第一歩となりそうだ。


ネット証券Blogでは、今年の1月3日に サイバーエージェントが、ネット証券に進出する可能性が最も高い企業だと予想していたが、ほぼ予想通り(先にヤフーが証券仲介業に進出したけど、)同社がネット証券に参入してきた。同社の藤田晋社長が著書を出した時点でのメディアへのインタビューでは、ネット証券に進出することを示唆し、M&Aはせずに自前で作るようなことを言っていたが、やはり既存の証券会社に出資する形になったようだ。今後、ジェット証券のほかの株主の株式を買い取り子会社化する可能性もある。

また、GMOインターネットの熊谷社長も出資していることから、GMOも今後本格的にネット証券業または証券仲介業に進出する可能性が出てきた。このままジェット証券をサイバーエージェントと協力して発展させていき、証券仲介業を自社で行う可能性もあるが、証券業務と営業をサーバーエージェントが、システム面をGMOインターネットが引き受けるような体制もありえそうだ。またジェット証券で、両社が出資するベンチャー企業のIPOを販売するかもしれない。

今回のジェット証券の第三者割当増資には、8月8日の時点ではサイバーエージェントは参加しておらず、11日の変更でブレインズネットワークインターナショナルの出資予定分をもらう形での出資となっている。サイバーエージェントは、8日の時点で出資が決まっていた熊谷社長からの紹介などをきっかけに、短期間で出資を決めた可能性もある。

なお、ジェット証券の第三者割当増資は1株につき117,000円となったが、直近のグリーンシートでの取引価格は180,000円だった。

【ジェット証券の主要株主】

順位
株主名 所有株式数 持株比率
1
株式会社サイバーエージェント
7,100株
18.1%
2
船井 哲良(船井電機社長)
5,500株
14.0%
3
株式会社エヌディエス
3,890株
9.9%
4
双日株式会社
2,240株
5.7%
5
熊谷正寿(GMOインターネット社長)
1,750株
4.5%
6
豊証券株式会社
1,600株
4.1%
7
日本電子計算株式会社
1,450株
3.7%
8
土井 宏文(JDCT社長・ジェット証券会長)
1,176株
3.0%
9
ジャパン・デジタル・コンテンツ信託株式会社
1,100株
2.8%
10
有限会社アイエムエス
998株
2.5%
 
サイバーエージェントCA-掬蟷饂業有限責任組合
850株
2.1%
 
GMOインターネット株式会社
850株
2.1%
 
株式会社ブレインズネットワークインターナショナル
100株
0.2%

【関連サイト】
ジェット証券のディスクロージャー一覧
株式会社サイバーエージェント
渋谷ではたらく社長のblog
GMOインターネット
【クマガイコム】GMOインターネット社長熊谷正寿のブログ
ジャパン・デジタル・コンテンツ信託.

【関連記事】
サイバーエージェントの藤田社長が社名変更を検討
当サイトの新たなライバル!サイバーAが証券会社比較広告サイトをオープンしたが、盟友ライブドア証券はなかった