
■ 株式の売出しに関するお知らせ [PDF:22KB]
■ 東京証券取引所における上場市場の変更に関するお知らせ [PDF:11KB]
■ 中間配当に関するお知らせ [PDF:9KB]
マネックス・ビーンズ・ホールディングスの上場市場はまだ東証1部か2部のどちらかになるか未定になっているが、東証1部になることはほぼ確実だと思われる。東証1部上場企業となれば、ネット証券としては松井証券、カブドットコム証券に続いて3社目となる。
また、今回の株式売出しでは、ソニーが最も多くの株式を売却することになったが、これによりソニーは、大株主第2位から第3位に低下し、松本大氏が2位に浮上することになる。これは、ソニーの業績が低迷していることと、マネックス証券創業時に松本大氏に力を貸した出井会長が退任していることが影響していそうだ。
昇格と同時に増資は無いものの、売り出しが行われるため、需給が悪くなることも考えられるが、一部は海外で販売されるため株価への影響は限定的かもしれない。一方で、東証1部上場企業になることによって、信用力が向上し、信用取引のための資金調達やIPOの主幹事業務には追い風になりそうだ。
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