イー・トレード証券イー・トレード証券が、8月29日から8月29日から寄指・引指・不成・寄成・引成の執行条件付注文サービスを開始するそうだ。個人の売買代金の25%を占めるイー・トレード証券で執行条件付注文ができるようになると、引けで大きく株価が変動するなど、マーケットへの影響も大きいかもしれない。

執行条件付注文のサービス開始について

8/29(月)(予定)より、国内株式(JASDAQ市場を除く)の取引において、従来の指値・成行のご注文に加え、寄指・引指・不成・寄成・引成の執行条件付注文のサービスを開始いたします!ご注文の受付開始は当該システムメンテナンス終了後8/28(日)17:00頃を予定しております。
尚、当サービスはHYPER E*TRADEからもご利用いただけますが、モバイル端末では注文確認・注文訂正・注文取消のみ可能となります。

※JASDAQ銘柄に関しましては執行条件付注文(寄指、引指、不成、寄成、引成)は受付できません。
※執行条件付注文(寄指、引指、不成、寄成、引成)は「期間指定」注文は受付できません。
※引け値が不成立の場合は引指・引成注文、及び寄付とザラバにおいて未約定の不成注文は失効されます。ただし、後場の引けにおいてストップ高又はストップ安比例配分となった銘柄に関しては、後場の引指・引成注文、寄付とザラバにおいて未約定の不成注文、及び寄付値が不成立の場合の寄指・寄成注文が比例配分の対象となります。
※執行条件付注文の訂正は価格の訂正(指値から成行、成行から指値への変更を含む)のみ可能です。


これまでは、イー・トレード証券で引成や不成ができないために、しかたなく他の証券会社を使っていたという人もいると思うので、これを機にイー・トレードを使う人がいるかもしれない。シェア25%のイー・トレード証券で引成などができるようになると、マーケットへの影響も大きそうだ。引けで株価が大きく動く銘柄が多くなるだろう。

また、システム面ではメリットがありそうだ。執行条件付注文は事前に取引所に発注しておいて、取引結果が引け後に帰ってくるだけなので、今まで引け直前に成行注文をした人の一部の注文が分散され、引け直前の発注スピードは改善されるかもしれない。

まあ、とりあえず、不成と引成は、あるととても便利なのでよく説明を読んで、どんどん使ってみることをお勧めしたい。