ライブドア社長の堀江貴文氏が無所属で亀井静香氏(国民新党)に挑戦することで話題になっている衆議院広島6区に、元堂島関東証券ディーリング部勤務、現在は無職のネット投資家、伊藤洋二氏(27)が無所属で立候補したそうだ。
デイトレードと、中長期保有で38万円を1000万円以上にしたという伊藤氏だが、やはり、ライブドア株でも儲けているのだろうか。38万円を1000万円に増やすぐらいなら、2003年〜2004年の相場では、信用取引をフルに使えば珍しいというわけではないのでやや大げさな話だ。「『地盤・看板・かばん』がなくても戦えることを証明したい」と言っているが、それより大事な主張がわからないので、単なる売名行為と見られても仕方ないだろう。本当は主張があるけど、PRできていないだけかもしれないけど。
マスコミでは堀江候補に対する逆刺客と言われているが、本人の意思で立候補したことはほぼ間違いなさそうで、決して背後にSBIの北尾吉孝CEOがいるとか、楽天の三木谷社長が支援しているということではなさそうだ。
伊藤氏がもし当選すればネット個人投資家初の議員誕生となるわけだが、本当に当選する気があるのであれば、夜間取引の実現とか配当課税・譲渡益税の撤廃を主張してみてほしいものだ。そんなことを公約にしても広島6区では聞く耳もたれないと思うけど。
【関連リンク】
・堂島関東証券
・中国新聞・2005衆院選 広島6区候補者一覧
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・ライブドア幹部「(堀江社長出馬で)ネット証券口座の開設が増える」とコメント。でも堀江社長が講演予定のライブドア証券のセミナーは、また延期かも
堀江逆刺客の元証券マン、株利益で供託金 「当選に自信、没収ない」 (ZAKZAK)
最激戦区ともいわれる広島6区に「想定外」の候補者が参戦した。ライブドア社長、堀江貴文氏(32)と国民新党の亀井静香氏(68)、民主党の佐藤公治氏(46)のともえ戦に、無名の新人、伊藤洋二氏(27)=写真=が手を挙げたのだ。「地盤がなくても戦えること証明する」と、独自の戦いで乗り込んできたのだが…。
「選挙に必要な『地盤・看板・かばん』がなくても戦えることを証明したい」
こう話す伊藤氏は、広島県福山市出身。早大商学部を卒業後、1年間は中堅証券会社に在籍したが、その後は株式のインターネット取引で生計を立てているという。
6区での出馬理由について、伊藤氏は「地盤のある2人と、知名度のある1人が出ている最激戦区。僕の信念を試すのにはもってこい」と話す。
選挙区は自転車で周り、選挙事務所、選挙カーはない。後輩が10人ほど協力する以外は、自力で勝負するという。
ところで気になるのが供託金。選挙区への出馬には300万円が必要で、獲得票数が有効投票総数の1割に満たなければ没収される。本人は「当選する気満々なので、没収はない」と話すが、大金をどうやって用意したのか?
「実はデイトレーディングと中長期保有の株式取引を組み合わせて出した利益から捻出した。生活には困っていない。アルバイトでためた38万円を元手に、株式投資で1000万円以上稼いだ」(伊藤氏)
それだけに、激戦区への出馬はトレーダーとしての「売名行為」といううがった見方もある。ともあれ、若きトレーダーの登場でにぎやかさを増したことだけは確かだ。
デイトレードと、中長期保有で38万円を1000万円以上にしたという伊藤氏だが、やはり、ライブドア株でも儲けているのだろうか。38万円を1000万円に増やすぐらいなら、2003年〜2004年の相場では、信用取引をフルに使えば珍しいというわけではないのでやや大げさな話だ。「『地盤・看板・かばん』がなくても戦えることを証明したい」と言っているが、それより大事な主張がわからないので、単なる売名行為と見られても仕方ないだろう。本当は主張があるけど、PRできていないだけかもしれないけど。
マスコミでは堀江候補に対する逆刺客と言われているが、本人の意思で立候補したことはほぼ間違いなさそうで、決して背後にSBIの北尾吉孝CEOがいるとか、楽天の三木谷社長が支援しているということではなさそうだ。
伊藤氏がもし当選すればネット個人投資家初の議員誕生となるわけだが、本当に当選する気があるのであれば、夜間取引の実現とか配当課税・譲渡益税の撤廃を主張してみてほしいものだ。そんなことを公約にしても広島6区では聞く耳もたれないと思うけど。
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