三菱東京フィナンシャルグループがカブドットコム証券の株式3万株(発行済み株式総数の3.1%程度)を上限として、市場内の立会外取引で取得するという発表があった。あの三菱が金を出すのかという気もしたけど、やっぱり買収対策のような感じ。
■ カブドットコム証券の株式取得に関して【MTFG発表】 9/26
現在のカブドットコム証券の第一位の大株主伊藤忠商事の持株比率は18%、二位と三位のUFJホールディングスと、UFJつばさ証券、さらにUFJ信託銀行をあわせた持株比率が28.6%とそれほど大きくない。しかし、それ以下のある程度の株数を持つ法人株主はぞろぞろいるので、株を買い集めるのは比較的容易だと思われる。ちなみに2005年5月末の個人株主比率は約18%。それ以外は外国人、法人・金融機関。さらにMeネット証券が合併すると、すぐ株を手放しそうなカナダのトロント・ドミニオン銀行も主要な株主に入ってくる。1年半前ごろに、SBIや楽天、CSKが買収するという日経ビジネスの誤報があった。ということで、3%とわずかだけど買収を事前に防ごうと三菱UFJが動いた可能性が考えられる。(しかし、特別議案に反対できる33.4%にぎりぎり届いていないのはなぜだろう。遠慮したのだろうか。)
とりあえず、ロックアップ解除とか大株主の売りに怯えていたカブドットコムの個人株主にとっては少し朗報かもしれない。三菱東京が全面バックアップするカブドットコム証券、あとは配当をいつ出すかどうかだけだ。
本当はスーパーループトレードについての記事を書きたかったけど、時間がないので今日はこのネタで終わりにします。
■ カブドットコム証券の株式取得に関して【MTFG発表】 9/26
現在のカブドットコム証券の第一位の大株主伊藤忠商事の持株比率は18%、二位と三位のUFJホールディングスと、UFJつばさ証券、さらにUFJ信託銀行をあわせた持株比率が28.6%とそれほど大きくない。しかし、それ以下のある程度の株数を持つ法人株主はぞろぞろいるので、株を買い集めるのは比較的容易だと思われる。ちなみに2005年5月末の個人株主比率は約18%。それ以外は外国人、法人・金融機関。さらにMeネット証券が合併すると、すぐ株を手放しそうなカナダのトロント・ドミニオン銀行も主要な株主に入ってくる。1年半前ごろに、SBIや楽天、CSKが買収するという日経ビジネスの誤報があった。ということで、3%とわずかだけど買収を事前に防ごうと三菱UFJが動いた可能性が考えられる。(しかし、特別議案に反対できる33.4%にぎりぎり届いていないのはなぜだろう。遠慮したのだろうか。)
とりあえず、ロックアップ解除とか大株主の売りに怯えていたカブドットコムの個人株主にとっては少し朗報かもしれない。三菱東京が全面バックアップするカブドットコム証券、あとは配当をいつ出すかどうかだけだ。
本当はスーパーループトレードについての記事を書きたかったけど、時間がないので今日はこのネタで終わりにします。