2005.11.18
ライブドア証券、2005年10月においてカブドットコム証券を超える売買代金を達成!
■概要
株式会社ライブドア(代表取締役社長兼最高経営責任者 堀江貴文 東京都新宿区 証券コード4753)のグループ会社、ライブドア証券株式会社(代表取締役社長 中西 寛 東京都港区、以下ライブドア証券)では、2004年8月30日にネット株取引サービス(以下、ライブドアトレード)をスタートし、個人投資家の皆様にご愛顧いただいおりますが、このたび本年10月において、カブドットコム証券の同月売買代金(同社公表数値の1日平均株式約定件数と株式1約定当り売買代金を乗じた金額)を超える1,394,780百万円の売買代金を達成いたしましたのでお知らせいたします。
●ライブドア証券開示情報
http://kabu.livedoor.com/kaisha/jigyou/index2.html
■詳細
業界初・唯一の現物および信用取引での株式売買委託手数料を約定金額・取引回数無制限で完全無料にする定額制サービス「プレミアムトレードパス」のほか、チャート分析手法を個人投資家のみなさんに広くご提供することを目的とした、ネットでのチャート教室「出島株式道場」を開催するなど、これまでにない特徴のあるサービスが大変好評を得ています。
今後、短期的な目標としてマネックス・ビーンズ証券を超える売買代金の達成を目指し、より一層お客様にご愛顧いただける取引サービスの拡充を進めてまいります。
ライブドア証券とカブドットコム証券は、6月〜9月にかけて激しいシェア争いを演じ、いずれも僅差でカブドットコムが業界5位の座を死守していたが、10月はカブドットコム証券の1日あたりの売買代金が前月比-4.9%と落ち込んだこともあり、ついに順位の入れ替わりが起こっている。ライブドア証券が信用取引口座開設に必要だった電話面接を廃止したことが信用口座の増加、売買代金の増加につながったのかもしれない。ただし、ライブドア証券は対面取引もあるので、オンラインチャネル単独だとカブドットコム証券に勝てたかどうかはわからない。
なお、カブドットコム証券は11月から現物取引の手数料値下げを実施しているので11月は再び、同社の逆襲があるかもしれない。また1月にはカブドットコム証券にMeネット証券が合併するので、当面ライブドア証券とカブドットコム証券の5位争いが続くのではないだろうか。
そういえば、プレスリリースの前日の社長日記で、ネット証券Blogの売買代金順位表 2005年10月がリンクされていた。
やっとKABU.COM抜きました・・・。
売買代金シェア順位表 2005年10月
次なる目標は2位集団。待っているPTSの開始と、来年春のシステム大幅リニューアル、新トレーディング用ソフト、プロモーションの強化などで、早期に達成したい。
ひょっとしたら、堀江社長は、まず社長日記でカブコムを抜いたことを書いて、すぐにプレスリリースを出すようにIRに指示を出したのかもしれない。なおライブドアによるとPTS(おそらく夜間取引)は準備はできているけど金融庁の許可待ち状態になっている。
ちなみに、社長日記にリンクされた後の、アクセス数の伸びは以下のグラフのとおり。

アクセス数が約4倍増。さらにライブドア証券の資料請求が殺到。社長日記が(ネット証券Blogを利用して)ライブドア証券の口座数増加に貢献するという、ある意味ブログマーケティングの成功例かも。
それはそうと、ライブドア証券では最近東証への発注で遅延が発生することがおきているようなので、早く対処して欲しいものだ。当たり前だけどシステムを安定しつつ売買代金を伸ばしていくのが理想。