エイチ･エス証券は19日、元ライブドア幹部だった野口副社長が死亡した件で記者会見を開き、同社が運営した投資事業組合がライブドアの企業買収にかかわったことについて「ライブドアの意向を受けて投資目的に設立した。ビジネスの範囲内の行為で、違法性はない」と述べたそうです。澤田社長は、野口副社長について「捜査の協力をしている最中で、残念で・・・痛恨の思いです」と涙ながらに話した。エイチ・エス証券社長「調査委設け、全容解明に尽くす」
（朝日新聞）
エイチ・エス証券の澤田秀雄社長は１９日午後１時から東証で記者会見し、野口副社長が死亡したことについて「当社が捜査に協力する中の出来事で、大変残念で痛恨の思いです」と声を詰まらせ、涙声で語った。「社内に調査委員会を設け、全容解明に力を尽くす」と述べた。
同証券の子会社の日本Ｍ＆Ａマネジメントの小澤隆取締役も同席し、同社が運営した投資事業組合がライブドアの企業買収にかかわったことについて「ライブドアの意向を受けて投資目的に設立した。ビジネスの範囲内の行為で、違法性はない」と述べた。
澤田社長は、「野口はうちの副社長でJMAMの取締役をやっていましたので、少しは関与していると思う」と述べている。
また、野口氏の父親がTBSの取材で、「腹が立つよねホリエモンとか、もう一人の幹部とか全然関係ないって顔して、人一人死んでいるんだぞと言いたい」と怒りをあらわにした。
ライブドアショックは、ついに証券会社の役員が自殺するという事態にまで発展してしまった。
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