松井証券は、IPOの抽選で外れた人に、50円または20円を贈呈する「IPO落選お詫び料サービス」を2006年4月3日(月)抽選分からやめることを発表しました。お詫び料をやめる代わりに、株取引の手数料値下げやIPO引受手数料無料案件の獲得に力を入れていくようです。
松井証券のIPO落選お詫び料サービスは、松井道夫社長の自分達が損することをやれという号令で、1日10万円未満手数料無料とともに行われた出血サービスだったわけですが、残念ながら3月末で終了ということになってしまいました。大証のシステム一新でIPOが増えることが予想されるからかもしれませんね。銀行に預けて得る金利収入よりお得だということで利用していた人もいるかもしれませんが、タダでお金がもらえるサービスというのはやっぱり長続きしないものです。
松井証券では、プレスリリースの中の言い訳として、IPOお詫び料は引受手数料の一部を還元することが目的だったけど、上場企業に対する引受手数料無料案件が獲得できたことを第一に挙げています。今後も引き受けて数量無料案件獲得でIPOのシェアが拡大すれば、結果的に当選率が上がって投資家が得することになるかもしれないので、それに期待することにしましょう。
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IPO落選お詫び料サービスの終了について
昨今、個人投資家の間で新規公開株式に対する人気が高まり、購入手続きにおいて、お客様に相応のご負担をおかけしていることから、当社が受け取る引受手数料の一部を還元する目的で、当サービスを開始しました。
おかげさまで、2006年に入り、引受手数料無料の第一号案件を獲得しました。今後も引き続き、引受手数料無料の銘柄を増やしていく所存です。
それ以上に、お客様から大変ご要望の多かった手数料引下げにつきましては、2006年4月を目処に、株式取引および先物・オプション取引において「新たな手数料体系」を実施します。
これらの状況を踏まえ、大変申し訳ありませんが「IPO落選お詫びサービス」を終了することといたします。何とぞ、ご理解ご了承いただきますようお願い申し上げます。
松井証券のIPO落選お詫び料サービスは、松井道夫社長の自分達が損することをやれという号令で、1日10万円未満手数料無料とともに行われた出血サービスだったわけですが、残念ながら3月末で終了ということになってしまいました。大証のシステム一新でIPOが増えることが予想されるからかもしれませんね。銀行に預けて得る金利収入よりお得だということで利用していた人もいるかもしれませんが、タダでお金がもらえるサービスというのはやっぱり長続きしないものです。
松井証券では、プレスリリースの中の言い訳として、IPOお詫び料は引受手数料の一部を還元することが目的だったけど、上場企業に対する引受手数料無料案件が獲得できたことを第一に挙げています。今後も引き受けて数量無料案件獲得でIPOのシェアが拡大すれば、結果的に当選率が上がって投資家が得することになるかもしれないので、それに期待することにしましょう。
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