売買代金シェア2013年11月のネット証券7社の売買代金と個人委託シェアを集計しました。11月はマネックス証券のみシェアが微増し(下げ止まり)、他6社はシェアを少しだけ減らしました。

ネット証券 株式 委託売買代金 順位

201311確定版
営業日数 証券会社:20日 証券取引所:19

 

 


証券会社

月間
売買代金
(百万円)

1日平均売買代金(百万円)

現物

信用

合計

前月比

シェア

シェア
前月差

1

SBI

9,204,974

153,924

306,324

460,248

+4.5%

34.9%

-0.3%

2

楽天

3,968,480

71,558

126,866

198,424

+3.1%

15.1%

-0.3%

3

松井

2,660,712

34,481

98,555

133,036

-4.6%

10.1%

-1.0%

4

GMOクリック

2,207,344

-

-

110,367

-1.2%

8.4%

-0.6%

5

カブドットコム

1,993,564

27,273

72,340

99,678

+4.2%

7.6%

-0.1%

6

マネックス

1,692,200

-

-

84,600

+11.3%

6.4%

+0.3%

7

岡三オンライン

801,897

-

-

40,095

-7.3%

3.0%

-0.4%

-

個人委託計

25,037,263

-

-

1,317,751

-5.3%

100%

-


1日平均の売買代金では、SBI・楽天・カブドットコム・マネックスの4社が前月から増加、松井・GMOクリック・岡三オンラインの4社は減少となりました。

マネックス証券は増加率が唯一2桁(11.3%)と堅調でした。一方で、岡三オンライン証券は4ヶ月連続で今年最小の売買代金となっており、他6社が9月から回復基調であるのに対して、不調が目立っています。

ネット証券1日平均売買代金推移グラフ


売買代金シェアは、マネックス証券のみが微増となり、他7社は前月から減少しました。アクティブトレーダーの取引が前月ほどではなかったことが考えられますね。

マネックス証券は4ヶ月続いたシェアの減少がストップしました。一方、岡三オンライン証券は過去1年間で最低となり、最も高かった12年7〜8月の6.6%から半分以下となっています。歴史が浅い故に、アベノミクス相場以降に株取引を再開したベテラントレーダー層が他社に比べて薄いのかもしれませんね。

さて、12月は現行の証券税制での最終月、NISA導入前最後の月となります。例年、新興市場が活況になりやすい月でもあり、結果が楽しみですね。

ネット証券売買代金シェア推移グラフ