GMOインターネット証券GMOインターネット証券が、月額定額制サービス「プレミアムトレード・チケット(プレ・チケ)」を7月14日から9月末までの間、期間限定販売することを発表しました。

月額定額制サービス「プレミアムトレード・チケット(プレ・チケ)」期間限定販売 (GMOインターネット証券)
商品名は、どうみてもライブドア証券のプレミアムトレードパス(プレパス)やアクティブトレーディング・チケット(トレ・チケ)を意識しているとしか思えませんよね・・・ 超短期売買(デイトレーダー)向けに特化した商品で、ライブドアのプレパスがその手の投資家の一部に人気だったので、宣伝するなら名前をまねするのが手っ取り早いということでしょうか。 名前もそうですが、実際に商品の内容もそっくりなので、比べてみてみましょう。 1. 上限まで取引した場合の1約定当たりの手数料コスト   プレ・チケ(LD) :210円   トレ・チケ(GMO):168円 まず、1約定当たりの手数料コストですが、これは、GMOのトレ・チケの方が2割(42円)安くなっています。ライブドアの210円も安いですが、GMOはさらにそれを下回る安さで、これでは利益が出ないというぐらいの価格設定なのではないでしょうか。 2. 約定回数別コースの数   プレ・チケ(LD) :50(3億)、100(6億)、200(12億)、400(24億)   トレ・チケ(GMO):50(3億)、100(6億)、200(12億)、400(24億)、1000(60億)、2000(120億) 次に約定回数別コースのバリエーション(品揃え)ですが、トレ・チケの方が1000回と2000回のコースを用意しているので、GMOの方に分があります。 3. 追加申込み   プレ・チケ(LD) :○ 3回まで(初回とあわせて月4回)   トレ・チケ(GMO):× 追加購入不可(上限以上は通常手数料) しかし、ライブドアのプレ・チケは、月に3回まで追加購入可能なため、400回コースを初回+3回追加購入すれば、上限を1600回にすることができます。GMOは月1回のみです。 4.JASDAQ銘柄対応   プレ・チケ(LD) :○   トレ・チケ(GMO):× 対象外なので通常手数料 さらに、GMOのトレ・チケは、JASDAQ銘柄は対象外という大きな弱点を持っていますので、総合的な使い勝手はライブドアが上回っていると考えていいでしょう。場合によっては、JASDAQ銘柄はライブドア証券で取引して、GMOインターネット証券ではそれ以外の取引所の銘柄を取引するのもいいかもしれません。 なお、GMOインターネット証券のトレ・チケは、早くても7月18日約定分からの使用可能になるので、7月分は10営業日しか使えないということを頭に入れて、購入したほうがいいでしょう。
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