エイチ・ス証券は、平成19年の上旬ごろを目標に持株会社制に移行するため、エイチ・エス証券分割準備会社を設立したと発表しました。今冬に臨時株主総会を開催するそうです。
■ 持株会社制への移行に伴う準備会社設立のお知らせ
エイチ・エス証券、持株会社制への移行に伴う準備会社を設立 持株会社制への移行に伴う準備会社設立のお知らせ 当社は本日開催された取締役会において、平成19年上旬を目標として持株会社制へ移行する準備に入る旨を決議いたしました。 また併せてその第一段階として「エイチ・エス証券分割準備株式会社」を設立する旨を決議いたしましたので、下記の通りお知らせいたします。 記 1.持株会社制移行の目的 現在の当社グループの経営組織は、当社が事業持株会社として戦略子会社、関連会社、再生支援関連会社を保有する形態となっており、全てのビジネス活動の専門性や効率性が追求されているとは必ずしも言えない状況であります。 そこで、中長期的かつ大局的なグループ戦略を担う持株会社と日常的な経営判断・事業を行う子会社及び関連会社という形態に移行することで、経営の機動性や意思決定の迅速性を確保し、急激な環境変化にも対応できる経営組織の構築を目指すものであります。 尚、持株会社は純粋持株会社(株主)として、証券事業部門、金融事業部門、投資・再生事業部門の各部門を置き、各事業子会社を統括するものとします。また、持株会社は、中長期のグループ戦略の立案・決定、遂行の為の資源配分などの企画機能や各事業子会社の業務遂行状況のモニタリング機能に特化するものとします。 2.持株会社制移行の方法 当社グループの持株会社制移行の方法としましては、まず当社が100%を出資するエイチ・エス証券分割準備株式会社(以下「準備会社」という。)を設立し、当該準備会社が証券業、投資顧問業、金融先物取引業の登録を受けた後に、現在当社で行っている事業を会社分割(吸収分割)により準備会社へ承継させます。 また会社分割の効力発生日と同日に当社及び準備会社をそれぞれ、エイチ・エスホールディングス株式会社(仮称)及びエイチ・エス証券株式会社(仮称)へと商号変更する予定でおります。 3.設立する準備会社の概要 (1)商号 エイチ・エス証券分割準備株式会社 (2)代表者 代表取締役社長澤田秀雄(当社代表取締役) (3)所在地 東京都新宿区西新宿六丁目8番1号 (4)設立日 平成18年9月下旬 (5)資本金 1億円 (6)事業内容 当社から吸収分割により事業を承継するのに必要な準備業務、等 (7)決算期 3月 (8)株主構成 エイチ・エス証券株式会社(100%) 4.今後の予定 設立された準備会社が証券業等の登録を受けた後は、当社と準備会社で分割契約書を締結し、今冬開催予定の臨時株主総会において分割契約書が承認されることを条件として、平成19年上旬を目標に吸収分割を行う予定でおります。吸収分割の詳細につきましては、確定後すみやかに開示してまいります。エイチ・エス証券は、個人向けのネット証券事業だけでなく、商品先物取引会社への出資や企業再生やモンゴルのハーン銀行への出資などファンドの運営など事業の多角化が進んでいましたが、各事業毎にを会社分割して今のエイチ・エス証券自体は持株会社にすることになったようです。どうやら楽天証券ホールディングスの動きと同じみたいです。 今回設立された準備会社は、持株会社となるエイチ・エスホールディングスから証券事業を引継ぐために、新規に証券業、投資顧問業、金融先物取引業の登録を受けるそうです。新会社の名前は、エイチ・エス証券株式会社(仮称)となっているので名称変更の可能性もありますが、おそらくそのままでしょう。特にエイチ・エス証券のサービス内容に変更はないでしょう。
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