楽天証券は、持株会社「楽天証券ホールディングス株式会社」の設立に関連して、10月1日から代表取締役社長を国重氏から、代表取締役執行役員最高業務執行責任者(COO)の楠雄治氏に交代すると発表しました。
■ 役員並びに執行役員の異動に関するお知らせ(楽天証券・PDF)
プレスリリースによると、楽天証券HDの社長でもある国重氏は楽天証券会長に就任、楽天証券HD会長の三木谷氏は楽天証券会長を退任、新たに楽天証券社長に楠雄治氏が就任することになったようです。
楠雄治新社長は、DLJ時代からの社員で、ネットで調べた略歴は以下のとおり。
1986年 広島大学卒 1996年 シカゴ大学MBA取得 1986年 日本ディジタルイクイップメント入社 1996年 ATカーニー入社 1999年 DLJディレクトSFG証券入社 マーケティング部マネジャー、執行役員マーケティング本部長を歴任 2006年2月 楽天証券 取締役執行役員マーケティング本部長 2006年4月 楽天証券 代表取締役執行役員最高業務執行責任者(COO)マーケティング本部長としては、福岡にコールセンターを設立した実績があるようです。 またDLJ入社以来、個人投資家向けの本を共著で3冊ほど出していて、1999年6月17日の日経新聞主催の資産運用セミナー講座で講演もしています。これは、いまだに動画が公開されてます。 一方、会長になる国重氏ですが、今年4月に楠雄治氏に譲った楽天証券経済研究所の所長に再任となっています。もしかすると、楽天証券のセミナーでは個人投資家に顔の広い国重氏が当面顔を出すのかもしれません。
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