昨年、大阪で設立された株式会社オートマチックトレードが運営する個人投資家向け株式自動売買ASPサービスの「オートレ」が、SBI・イー・トレード証券に対応したようだ。
「オートレ」は、個人投資家向けの自動売買ASPサービスで、
■オートレの特長:完全自動売買 オートレは、既存証券会社の一部が提供している、逆指値を利用した自動売買のみならず、日経平均などの主要指標条件を組み合わせたり、発注時刻制限を設けたり、株価の絶対値指定ではなくパーセント指定など、多彩な設定方法を利用した完全自動売買システムをご提供しております。 あなたの代わりにPCの前にロボット(システム)が座り、 あなたの選んだ銘柄の中からその日トレードするものを、あなたの設定から自動的に選定し、利益が出れば設定どおりに売却したり、逆に下がってしまったら感情をいれずに損切りを実行するイメージです。 いわば、あなたの考えを忠実に実行するロボットなのです。という特徴をもっている。ちなみに、料金はコースによって異なり、1万500円から5万2500円までのコースがあるが、証券会社への実注文は有料サービスで、その他の機能はすべて無料で試せるとのこと。 昨年から、ライブドア証券とコスモ証券の自動売買に対応していたが、1月9日頃からSBI・イートレード証券に対応したそうだ。 なお、一応セキュリティには気を使っているように書いているので大丈夫だと思うが、証券会社の自分の口座情報(ログイン・パスワード)を登録しないと自動売買は使用できないので注意が必要だ。また、自動売買によって損をしても自己責任である。 この「オートレ」というサービス、自動売買を試したいという人に薦めてみたい気もするのだが、使ったことが無いので、私から積極的に推奨することはできない。また、どうやらSBI・イートレード証券公認ではなさそう(ホームページではSBIがつかないイー・トレード証券と表記されてるし)なので、信頼性はイマイチだ。SBI・イー・トレード証券では、逆指値サービスが2月に開始されるというし、そのために取引画面が変更されてオートレが対応するまで自動売買ができなくなることも考えられる。オートレが対象かどうかはわからないが、ネット証券評議会などでは高額な自動売買ソフトに注意を促しているのも気になるところ。ついでに、カブドットコム証券から逆指値のライセンスを要求されないとも限らない。 ■ 自動売買ソフトについてのご注意(ネット証券評議会) 使うにしても、完全に自動売買に任せずに、モバイルトレードなどを使い、こまめに自分の資産のチェックや手入れをするようにしたほうがいいだろう。
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