ユナイテッドワールド証券は、香港上場のインド株ETF(株価指数連動型上場投資信託)「iシェアーズBSE SENSEX インディア・トラッカー」の取扱いを1/17から開始すると発表した。
【中国株】インド株ETF取り扱い開始のお知らせ 2007/01/16(火) 18:46 < インド株ETF取り扱い開始のお知らせ > 〜日本初、香港上場のインド株ETF〜  ユナイテッドワールド証券では、1月17日(水)より、香港上場のインド株ETF【iシェアーズBSE SENSEX インディア・トラッカー】の取り扱いを開始いたします。  これにより投資家の皆様にさらに多様な投資環境の提供が可能になります。 ■話題のインド株式市場、小額からの投資で上昇が期待される市場と同じ成果が得られるETF  これまで、インドの株式市場へ日本からの投資手段は、投資信託やADRに限られていました。今後も上昇が期待されるインドの株式市場とほぼ同じ運用を行いたいといった声にお応えするのが、香港証券取引所に上場されているインド株ETF(株価指数連動型上場投資信託)です。  今回、ユナイテッドワールド証券が取り扱いを開始する【iシェアーズBSE SENSEX インディア・トラッカー】は、ルピーで表示されるBSE Sensitive指数に連動することを目的に運用されます。小額からの投資が可能で保有コスト(信託報酬)も従来の投資信託に比べて割安で、価格水準や値動きがわかりやすく、香港証券取引所上場の他の株式と同様の取引が可能であるといった特徴があります。
ユナイテッドワールド証券では、香港市場に上場する主に中国企業の株式を取り扱っているが、インド株のETFである「iシェアーズBSE SENSEX インディア・トラッカー」は、昨年11月2日に香港市場に上場しているため、今回取り扱い銘柄に追加することができたようだ。 インド株ETFとしては、シンガポール証券取引所に上場する「iShares MSCI India 100」に続いて2例目らしく、稀有な存在。「iShares MSCI India 100」はMSCI India 100に連動するが、BSE SENSEX インディア・トラッカーの方は、SENSEX 指数に連動する。SENSEX指数とは、インド株の代表的な指数のひとつで、ムンバイ証券取引所が出来高や売買代金を勘案した上で、浮動株の比率を乗じた時価総額の上位30銘柄を元に算出している。 そのほか、ETFではないが、アメリカのニューヨーク証券取引所には、Morgan Stanley India Investment Fund Inc (Public, NYSE:IIF) と、The India Fund, Inc. (Public, NYSE:IFN) という、インド株に投資する投資会社が上場している。 ■Google Finace IIF, IFN やはり、ETFでインド株に投資する機会は世界でもあまり多くないようだ。香港ドル建てなので、為替リスクはあるが、指数連動でもいいのであれば、通常のインド株投資信託より手数料を安く抑えてインド株投資ができるようになりそうだ。