東京証券取引所は、平成18年度上場会社表彰の選定結果を発表し、個人株主拡大表彰会社の1社としてカブドットコム証券が選ばれた。カブドットコム証券の株主は1年で2.3倍に増加したとのこと。
平成18年度上場会社表彰の選定結果について(東京証券取引所) カブドットコム証券からも受賞に関するプレスリリースがでている。
東京証券取引所「第5回(平成18年度)個人株主拡大表彰」受賞について カブドットコム証券株式会社はこの度、株式会社東京証券取引所の「上場会社表彰制度」に基づき、「第5回(平成18年度)個人株主拡大表彰」を受賞いたしました。 「上場会社表彰制度」とは、ディスクロージャーや個人株主(投資者)層の拡大に優れた実績を上げたと認められる上場会社が毎年1回東京証券取引所により表彰されるものであり、このうち「個人株主拡大表彰」は、個人株主(投資者)に対する重要性を認識し、各種施策を通じて株式投資魅力の向上に努め、新たな個人株主(投資者)の市場参加を促すことによって、証券市場の裾野拡大に貢献したと認められる上場会社が対象となります。当表彰制度は平成4年9月から実施されておりますが、証券会社の表彰は当社が初めてとなります。 上場企業として、また資本市場の担い手である証券会社として「個人株主拡大表彰」の受賞は大変名誉あることであり、これを励みに今後も株主様やお客様に信頼されるよう積極的なディスクロージャーや効果的な株主拡大策の実施に努めてまいります。
東証の公表した表彰会社の評価ポイント(PDF)よると、カブドットコムはいかのように評価されているようだ。
(4)カブドットコム証券 ◆個人株主数が、直前決算期の2倍以上、約2万5000人増加し、約4万5000人となっ た。また、株主優待制度として、株式委託手数料の割引制度を導入するなど、個人株主拡大 に向けた独自の取組みがなされている。 ◆株主総会を休日に開催し、パネルディスカッション併催することや、四半期毎に各地で個人 投資家向け経営報告会(「カブ四季総会」)を実施するなど、個人投資家との積極的なコミュ ニケーションを図る取組みを行っている。また、株主総会招集通知や株主総会動画情報の自 社ホームページへの掲載、インターネット経由での議決権行使を可能としていることなど、 インターネットを用いた株主を重視する取組みを行っている。
私も去年、カブドットコム証券の株主総会と、大阪のカブ四季総会に出席したので実感としてわかるのだが、カブドットコム証券の株主重視の姿勢はネット証券に限らず、上場企業の中で群を抜いているように思える。いい意味でも悪い意味でもお堅いイメージの三菱グループの中でも異色の存在なのではないだろうか。個人株主を優遇する上場企業の中では休日あるいは平日でも夕方以降に株主総会をやるのは当たり前。その分同日開催で競合が激しくなっても、カブドットコム証券は土日開催であぐらをかかず、中身を充実させ、東京以外でのカブ四季総会の機会も設けている。 ぜひ上場企業もカブドットコム証券等の表彰企業を見習って個人株主をどんどん優遇してほしいものだ。
カブドットコム証券