マネックス・ビーンズ・ホールディングスは、子会社マネックス証券の携帯電話経由の株取引の取引毎手数料の最低手数料を、1月29日から105円に値下げすると発表した。
携帯電話によるインターネット取引手数料の新規設定について(PDF) 携帯電話ではパソコンの充実した株式情報に比べ、ご利用頂ける情報が限られます。マネックス証券ではインターネット株式売買手数料を見直し、携帯電話から注文する場合の最低手数料を105 円(税込)まで引き下げることといたしました。 近年、オンライントレードにより株式投資に参加する個人投資家が増えておりますが、株式市場が開いている時間帯にはパソコンが使えず、取引に参加することが難しい方もいらっしゃいます。今後マネックス証券では、このような方々にも取引に参加いただけるよう、携帯電話によるトレーディングのサービスを充実させていく予定でおります。
まず、値下げされるのは、取引毎手数料コースの最低手数料であって、パソコン経由と同様に手数料の基本的な計算方法は約定金額の0.1575%で変化が無いこと、1日定額手数料コースではパソコン経由と全く変わらないことに注意しておこう。 それでも、パソコン経由だと、成行注文1050円、指値注文1575円だった最低手数料を、携帯電話経由限定で105円に下げるというのは思い切った手数料戦略だ。プレスリリースのとおり携帯電話を使う投資家というのは、1日定額コースを使って何度も売買するような人はあまり多くないはずで、1回の投資に使う資金もパソコン経由に比べると小額だと思われる。この手数料値下げは、そのような携帯電話ユーザに対して株式投資を促すのに効果がありそうだ。