いよいよ、1月30日からMicorosoftの新OS「Windows Vista」が発売になるが、前日の29日に丸三証券が、「Windows Vistaはマルサントレードの推奨環境ではありません。」というアナウンスを出している。「電子交付サービス」と「疾風くん」で一部不具合があるそうだ。
WindowsVistaの対応について 2007/1/29 1月30日に発売されるマイクロソフト社の新OSWindows Vistaは、現在マルサントレードの推奨環境ではありません。現在のところ下記の不具合を認識しております。対応を急いではおりますが、Windows Vista導入を検討されている方は下記の点にご注意下さるようお願い申し上げます。 1) 電子交付サービスの不具合 電子交付サービスで取引報告書等の閲覧において、電子文書のダウンロードエラーが発生いたします。 対処方法はこちら 2) 疾風くんのチャート表示の不具合 チャートボタンをクリックしチャートを表示させる際、チャートのほかに空白のブラウザが表示されます。同不具合につきましては、次回のバージョンアップにて対応する予定となっております。 3) 疾風くんのメッセージボックスの表示の不具合 疾風くんのインストール・アップデート、ダウンロード i (アイ)の二重起動などの際に表示されるメッセージボックス内の表記が乱れて表示されます。同不具合につきましては、次回のバージョンアップにて対応する予定となっております。 4) 疾風くん使用時にガジェット(サイドバー)点滅の不具合 疾風くん、ダウンロード i (アイ)が起動している際、ガジェットの表示領域(サイドバー)が点滅を繰り返します。同不具合につきましては、ガジェット(サイドバー)を閉じて使用してください。なお、ガジェット(サイドバー)が表示されている場合、点滅のほか、疾風くんの処理速度も低下いたします。 上記以外にも確認されていない不具合等が存在する可能性があります。Windows Vista導入予定のお客様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解頂きますようお願い申し上げます。 以上
ネット証券各社のWindows Vista対応状況については、既に楽天証券がマーケットスピードの対応バージョンリリース(それでも一部機能制限あり)を行っているが、それ以外はこの丸三証券のアナウンスだけなので、他の証券会社は対応しているのかいないのか、分からない状況だ。 丸三証券では、Windows Vistaの利用によって、同社が確認していない不具合が発生する可能性があるかもしれないとしているので、他の証券会社で不具合が発生する可能性はゼロとは言えないだろう。1月30日からWindows Vistaを使い始めるという人はあまりいないとは思うが、ネット証券のユーザは当面の間または証券会社から対応アナウンスが出るまでは、Vista以前のバージョンのWindowsがインストールされたPCを残しておいた方がいいだろう。 【関連記事】 ・楽天証券、1月27日にWindowsVistaに対応したマーケットスピード バージョン6.01をリリース