ジョインベスト証券は、2月25日から投資信託の取扱いを開始する。手数料無料(ノーロード)の21ファンドを用意し、「厳選した投資信託ラインアップとともに、業界最低水準の手数料を目指します。」と言っているが、いきなり160ファンドも取り扱うそうだ。
まもなく取扱いスタート ジョインベスト証券の投資信託のご紹介 (ジョインベスト証券) 去年、業界最低水準の手数料でネット証券業界に参入し、目標には50万口座には遠く及ばなかったものの(もっとも、無茶な目標だったので及ばないのも当然だが)、売買場代金のシェア1.4%を獲得できたジョインベスト証券が、ついに投資信託の取扱いを開始する。株取引と同様に「業界最低水準を目指します。」と宣言し、21ファンドをノーロード投信として用意するそうだ。また、厳選した投資信託ラインアップと言いながら、いきなり160ファンドを取り扱う予定。野村グループの強みを活かした格好だ。 ・取扱い銘柄一覧 - ジョインベスト証券 手数料面以外で見るとジョインベスト証券の投信の特徴は、  ・厳選したクローズアップファンド(33ファンド)には、「やさしい解説」がついている。  ・従来野村証券(と今は無き野村ファンドネット証券)でしか取扱ってなかった野村アセット等の専用ファンドを用意。 となっている。 なお、価格面では、現時点でカブドットコム証券が、ノーロードファンドを42ファンドを揃えているため、業界最低水準と言うには、まだ力不足とも言えなくはない。 それでも、とりあえずはノーロードファンドを21ファンド用意してくれるということで手数料面では十分及第点に届いているのではないだろうか。後は野村証券では小口で買うと、割高になる手数料体系をなんとか安く抑えてくれればいいのだが。