松井証券がコンテンツを提供しエイベック研究所が運営するコミュニティサイト「株ごころ」で行われていた「株ごころ格言大賞」が発表された。大賞は「値ぼれせず、底値追わずに上げ潮を待つ」という作品。だが、賞品は無いようだ。
株ごころ格言大賞のご紹介 2006年11月28日より、エイベック研究所が運営するコミュニティサイト「株ごころ」において、皆さまオリジナルの投資にまつわる格言を募集してまいりました。 このたび、格言大賞が決定しましたのでご紹介いたします。 値ぼれせず、底値追わずに上げ潮を待つ (sakesuki様の作品) 【総評】 株価の値ごろ感や、相場の底入れを積極的に狙うのではなく、じたばたしないで戻り局面を待つ・・・。 今年のNHK大河ドラマは「風林火山」ですが、「動かざること山の如し」ですね。 タイミングをとらえたら、「速きこと風の如し」でいきましょう。 そのほかに寄せられた格言のうち、賛同(拍手)の多かった作品は次の通りです。 この他にも大変多くの作品をお寄せいただきました。ありがとうございました。 ・ 株価下落で落ち込むな そうゆう時こそ、お買い得 ・ 熱くなる体と株と更年期 ・ 損切り上手は株上手 ・ 「まだ」は、「もう」なり! ・ あんとき売ってりゃもうかった ・ 損切し あせる心が 損を呼ぶ ・ 長期は頑固・中期は変り身・短期はコバンザメ ・ 石の上にも三年
「株ごころ格言大賞」は、11月28日から1月31日の約2ヶ月間、株ごころにおいて作品の募集がされていたが、集まった作品の数は、20作品ぐらいだった。 この格言大賞の選考基準は、明らかになってなく、賛同(拍手)の多さで選んでいるわけでもないようだ。拍手が一番多かった作品は、「株価下落で落ち込むな。そうゆう時こそ、お買い得。 」の20票。一方、大賞になった作品は8票だった。 また、
皆さまオリジナルの投資にまつわる格言を募集してまいりました。
と言っている割には、「まだは、もうなり」、「石の上にも三年」、 「損切り上手は株上手」など、よく知られている相場の格言も並んでいる。 なお、大賞作品を投稿した人は以下のように書いている。
値ぼれせず、底値追わずに上げ潮を待つ 今年はライブドア騒動で儲けましたが、値ぼれした買い物で全部もっていかれました。一服して来春まで一休み。
松井証券の総評では、
今年のNHK大河ドラマは「風林火山」ですが、「動かざること山の如し」ですね。 タイミングをとらえたら、「速きこと風の如し」でいきましょう。
と書いているが、「来春と言わず、早く株式投資を再開してくれ」というのが本音だろう。 ルールや選考基準が不明なところや賞品が無いことが気にはなるが、考えてみれば2ちゃんねるの「トレード中に聞く音楽」スレッドとか、「株用語でしりとりをするスレ」のようなネタ投稿の場を、松井証券が用意しただけのことなので、コミュニティとして投稿している人が楽しんでいるのであれば、それはそれでよしとしておこう。 なお、「株ごころ」では、オープニングキャンペーンをやっているようなので、本がほしい人はサークルを作ってみるといいかもしれない。(私は株主総会で同じ本をもらっているのでいらないが。)
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