カブドットコム証券は、伊藤忠商事100%出資の外国為替取引専門会社であるFXプライム株式会社との業務提携により、株券を担保に利用できる外国為替保証金取引を2007年3月末頃から開始すると発表した。
株券を担保に利用できる外国為替保証金取引の開始 〜 伊藤忠商事100%出資の外国為替取引専門会社FXプライムとの業務資本提携を実施 〜 カブドットコム証券株式会社は、伊藤忠商事株式会社(東京都港区 代表取締役社長 小林 栄三)の協力の下に、主要ネット証券では初となる、株式等を担保に利用できる外国為替保証金取引を2007年3月末頃から開始する予定です。手数料は片道3銭均一(1万通貨当り300円)と業界最低水準、10通貨を取り扱い複数のレバレッジコース(約1.2倍〜約47倍)から取引毎に目的に応じて選択可能です。自動ロスカットルールや逆指値をはじめとする自動売買等のリスク管理、充実したリアルタイムFXチャートやニュース等の投資情報、等も含め強力なサービス内容となる予定です。 業務開始にあたり、伊藤忠商事100%出資の外国為替取引専門会社であるFXプライム株式会社(東京都渋谷区 代表取締役社長 大林 政昭)と業務提携及び資本提携を実施します。また、当社向けFXシステム開発及び運用保守に関しては伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(東京都千代田区 代表取締役社長 奥田 陽一)とも連携し、既存の株式取引システムとのシームレスな連携を実現させます。 今年7月施行予定の金融商品取引法の対象商品の一つであるFXの市場拡大、認知度の高まりと、FXを取り巻く業法の動向を鑑み、当社としてFXを開始する絶好のタイミングと判断いたしました。尚、当社は平成19年1月30日付で、関東財務局より金融先物取引法第56条に定める金融先物取引業者として登録されました。1,2年前の株主総会かカブ四季総会かそれとも新聞か雑誌の記事か忘れてしまったが、確か為替証拠金取引への参入について、カブドットコム証券は将来、株券を担保にする方式でサービスを行うという話をしていたような記憶があったが、ようやくそれが実現するようだ。(今回もしっかり特許出願中) 既にネット証券大手や新規参入組では、あたりまえのように外国為替証拠金取引がサービスに追加されているが、カブドットコム証券だけは社名が「カブドットコム」だからなのかあえて?FXに手をつけていなかった。たぶん優先度が自動売買やPTSに比べると低かったのだろう。 さて最大の特徴である「株券を担保にする」という仕組み。これを実現するために、システムはやっぱりカブドットコム証券の自前のものだろうと思いきや、なんとFXプライムというFX業者(伊藤忠商事の100%子会社)のサービスをASPで利用するとのこと。 ネット投資家としては、今までは株式投資に使う資金は証券会社の総合口座に、為替証拠金取引に使う資金はFX口座にと振り分ける必要があったわけだが、「株券を担保にできる」カブドットコム証券であれば、資金を一元化することができる。(つまり資金効率が上がる) 為替証拠金取引も株取引同様に手数料競争が激しく、選択に迷うことが多いが、カブドットコム証券の「株券を担保にできる」為替証拠金取引はかなりオススメだ。
コメント
コメントする
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。