大納会・安倍首相[ ネット証券Blog ]
2013年、東証の証券商品先物業の業種別指数は、86.3%上昇。TOPIXの51.4%を大きく上回り、全業種中トップの上昇率となりました。

また、ネット証券関連4銘柄の株価も大幅上昇し、3〜6年ぶりの水準に達しています。
ネット証券関連銘柄で、年間パフォーマンスが最も良かったのは、マネックスグループ。年初来119.4%も上昇しました。ネット証券の中では、株価が長い間低迷していた銘柄だったので、今年は見事にV字回復。2010年以来の株価水準に達しました。2013年中の最高値は4月18日の473円(分割考慮)、120.5%上昇となっています。

SBIホールディングスは、4月30日に年初来147.5%上昇を記録し、2010年以来の水準でした。その後大きく下落しましたが、大納会で年初来108.7%上昇と、こちらも2倍以上のパフォーマンスでした。

カブドットコム証券は、ネット証券4銘柄の中ではパフォーマンスが低かったものの、年初来55.2%上昇。4月24日に454円の年初来高値、98.2%増となっており、2007年以来の株価水準になっています。来年はこれを再度超えられるかが注目されます。

松井証券は、他の3銘柄と比べ年前半は上昇が鈍かったのですが、後半は増配の効果もあり、最もパフォーマンスが良く、唯一終値ベース年初来高値引けとなりました。年初来72.8%上昇、2007年の高値まで、あと2円に迫りました。

2013年は、ネット証券業界にとっては、【アベノミクスによる取引量の急増】【信用取引の規制緩和(無限回転可能化)】という追い風が吹いて業績が急回復した1年でした。

2013年のネット証券銘柄の株価グラフ