[ ネット証券Blog ]
SBI証券の開示情報によると、同社の12月の1日平均株式売買代金は、555,854百万円で、11月に比べ20.8%増加しました。2013年7月以来、5ヶ月ぶりに5000億円を超えています。
SBI証券の場合も、他社同様、証券優遇税制の廃止に伴う年末の利益確定売りが12月の売買代金の増加に一部寄与したと考えられます。前月比の増加率は、マネックス証券の21.4%増、松井証券とカブドットコム証券の20.3%増などと同水準の20.8%増。
現物・信用別に見てみると、現物取引が前月比30%増、信用取引が同16%増でしたので、楽天証券(24%増と16%増)よりも現物株の取引の増加が顕著に現れました。
さて、これまでの結果から12月のネット証券7社は、前月比プラス20%前後のSBI証券、楽天証券、松井証券、カブドットコム証券、マネックス証券の5社と、前月比プラス10%前後のGMOクリック証券と岡三オンライン証券の2社の2つのグループに分類されたと思います。後者は顧客層がデイトレーダー中心で証券優遇税制の廃止に伴う年末の利益確定売り注文が、前者より多くなかったと推測できます。
また、デイトレーダーがほとんどいない非ネットの有店舗の証券会社は、前月比でプラス20%を大きく上回る売買代金を記録した可能性が高いと思われます。しかし、開示情報が無いので確認することはできません。
■SBI証券
売買代金実績の推移
https://site1.sbisec.co.jp/ETGate/WPLETmgR001Control?OutSide=on&getFlg=on&burl=search_home&cat1=home&cat2=corporate&dir=corporate&file=home_kouza.html
SBI証券の開示情報によると、同社の12月の1日平均株式売買代金は、555,854百万円で、11月に比べ20.8%増加しました。2013年7月以来、5ヶ月ぶりに5000億円を超えています。
SBI証券の場合も、他社同様、証券優遇税制の廃止に伴う年末の利益確定売りが12月の売買代金の増加に一部寄与したと考えられます。前月比の増加率は、マネックス証券の21.4%増、松井証券とカブドットコム証券の20.3%増などと同水準の20.8%増。
現物・信用別に見てみると、現物取引が前月比30%増、信用取引が同16%増でしたので、楽天証券(24%増と16%増)よりも現物株の取引の増加が顕著に現れました。
さて、これまでの結果から12月のネット証券7社は、前月比プラス20%前後のSBI証券、楽天証券、松井証券、カブドットコム証券、マネックス証券の5社と、前月比プラス10%前後のGMOクリック証券と岡三オンライン証券の2社の2つのグループに分類されたと思います。後者は顧客層がデイトレーダー中心で証券優遇税制の廃止に伴う年末の利益確定売り注文が、前者より多くなかったと推測できます。
また、デイトレーダーがほとんどいない非ネットの有店舗の証券会社は、前月比でプラス20%を大きく上回る売買代金を記録した可能性が高いと思われます。しかし、開示情報が無いので確認することはできません。
■SBI証券
売買代金実績の推移
https://site1.sbisec.co.jp/ETGate/WPLETmgR001Control?OutSide=on&getFlg=on&burl=search_home&cat1=home&cat2=corporate&dir=corporate&file=home_kouza.html