
ネット証券評議会、松井道夫会長の厳しい洗礼の矛先がついに"31歳で、ネット証券業界に参入してきた"ライブドア堀江社長にも向いた。
講演で松井道夫社長は、
投資に対して、自己責任という言葉がよく言われているが、これには危惧している。市場が会社を評価する基準は、その企業の利益。しかし、どの会社とは言わないが、市場を混乱させるわけのわからない株式分割をしている会社がある。こういうのは地獄に落ちろと言いたい。市場を財布のように考えているようだ。今市場・投資家を混乱させることができても、最後にはその会社も市場の評価を受け、淘汰されるところはされる。
という旨の発言を行い、ライブドアなどの大型の株式分割を非難しました。
ネット証券評議会は、オリックス証券を特別会員として受け入れていますが、ライブドア証券に対しては決別する意思を示したのかもしれません。
(2004.09.05 05:55追記)
また、ネット証券評議会で注意すべき銘柄と判断すれば、投資家に喚起し、それから先は投資家の判断に任せると述べました。
(2004.09.05 18:42追記)
「わけのわからない分割」について考察しました。こちらをご覧ください。
実質的にライブドアを指してる松井社長の「わけのわからない分割、地獄に落ちろ」について
(2004.09.06 01:00追記)
一応書いておきますが、私は、「わけのわからない分割」には反対で松井社長の発言の趣旨には賛同する立場です。
(2004.10.03 追記)
「地獄に落ちろ」と言う発言に関する記事が、日経ビジネス最新号にありました。
・ひと烈伝 松井道夫氏 怒りを力に喧嘩を糧に(日経ビジネス)その1