★トピックス★
東証が 負担金に注文回数を反映させるようにするそうです。これでネット証券に負担が増すことは確実です。
東証、負担金に注文回数反映・ネット証券に重く
 東京証券取引所は証券会社から徴収している「負担金」の制度を来年4月に変更する。負担金の一部を各証券会社の売買注文回数に応じて徴収するのが改定の柱。9月下旬の取締役会で正式に決める。小口注文を頻繁に出すインターネット証券の負担増につながり、個人投資家の株式売買コストにはね返る可能性もある。

 2005年3月期の負担金は約200億円で東証にとって最大の収益源。うち6割は売買代金に応じて徴収、残る4割は売買動向に関係なく証券各社の資本金に応じて徴収している。

 今回の改定では、負担金全体の1、2割をメドに売買注文回数によって三段階程度に分けて徴収する料金体系を新設する。7、8割程度は売買代金に応じて徴収。売買に関係なく徴収する部分は全体の1割程度に引き下げ、同時に資本金見合いを廃止して、全社同額にする。東証のシステムの利用度をより反映した料金体系に変える狙い。
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これに対して、ネット証券評議会 松井会長(松井証券社長)は、
「受け入れる。が、東証は我々ネット証券に依存することになる。なら、夜間取引はどうなったのか?と強烈に言う」
と述べ負担の増加にあわせて、評議会として夜間取引導入をよりいっそう強く求めていく方針。

また、マネックス証券、松本社長は、負担は当然ことであると言い、カブドットコム証券の臼田執行役員は、手数料やサービスに影響が出るかもしれないと述べています。

今までは資本金の大きいところが負担していたわけですから、松井証券やマネックス証券より、上場してないカブドットコム証券や楽天証券の方が負担の増加は大きいような気がします。