すでに中国株を取り扱っている楽天証券ですが、松井証券と同様にユナイテッドワールド証券に資本参加することになったそうです。
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楽天証券、中国株専門のネット証券に資本参加
 インターネット専業の楽天証券(東京・港)は、中国株専門のネット証券であるユナイテッドワールド証券(沖縄県名護市)に資本参加する。月内に発行済み株式数の約5%を取得し、2位株主になる。個人投資家に人気の高い中国株の分野で連携を深め、サービスの拡充につなげたい考えだ。

 株式はユナイテッドの林和人社長から譲り受ける。譲渡金額は約5000万円とみられる。これにより楽天証券の持ち分比率は5.07%と筆頭株主である林社長に次ぐ大きさとなり、9月1日に第三者割当増資を引き受けた松井証券と並ぶ。
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今まで、楽天証券の中国株とユナイテッドワールド証券は競合相手だったはずなのですが、ユナイテッドワールド証券の中国株取引は、本格的なトレードができるようになっていること、さらにロシア株にも進出するということで、楽天証券は提携する道を選んだようです。松井証券と並んで第二位の株主になりますが、三井住友銀行も4%の株式を持っているので、合わせれば約10%になります。

それにしても、林社長は5000万円の売却益。うらやましい。

ところで、ライブドア証券も中国株を取り扱いたいといっていたとおもうのですが、どうするのでしょうか。中国株ではユナイテッドワールドが圧倒的な地位を持っているので、対抗するのはかなり大変だと思います。

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