★トピックス★
松井証券が、配当金パックサービスの受付を開始した。これは、今まで郵便局などに行かないと受け取れなかった株式の配当金が、自動的に証券口座に入金されるというかなり便利なサービスらしい。しかも、松井証券で預けている株券の配当金だけでなく、他の証券会社に預けている株券や、果てはタンス株であっても、その配当金が松井の口座に入金されるという、痒いところに手が届く仕組みになっている。今まで、せっかく郵便振替支払通知書が届いたのに、知らないうちに嫁さんに配当金を使われてしまったという経験のある兼業投資家も、これを使えばしっかり再投資したり、自分の銀行口座に後でゆっくり出金したりということができるようになるというわけだ。
松井証券 > ニュース「配当金パック」サービスの受付を開始しました
http://www.matsui.co.jp/about_matsui/topic/20041012.html
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ちなみに、ここの以下の3つのリンク先は、10月13日1:00現在、全部サービス取扱規定にリンクされてしまっているので、正しいリンク先をここで書いておく。

【詳細】
配当金パックサービスQ&A
http://www.matsui.co.jp/qa/contents1/dividend.html
配当金パックサービスの取引ルール
http://www.matsui.co.jp/rule/marchandise/dividend.html
「配当金パック」サービス取扱規程
http://www.matsui.co.jp/rule/reg/netstock/dividend.html


詳しくは上のルールやQAを読めばわかるのだが、このサービスは証券会社や銘柄の会社が直接配当金を振り込んでくれるのではなく、

株式発行会社または、銘柄指定の信託銀行 → ジャパンネット銀行 → 松井証券の口座

というルートを取ってお金が流れているようだ。それにしてもジャパンネット銀行は、こんなビジネスも始めたのかと驚かされる。JNBには配当金が自動で振り込まれるたびに証券会社からお金が入る仕組みなっていそうだ。うらやましい。

あともうひとつ注意したいのは、ほかの証券会社でも配当金パックサービスと同様のサービスをやっている場合、ほかの証券会社でも同じ銘柄を持っていて同じくサービスを申し込むと、保有比率に応じて按分されて入金されるということだ。あまり分散したくない人は、どこかの証券会社だけで申し込んでおいたほうがいい。

権利付最終日の各社保有状況 入金先
松井証券のみで保有していた場合 松井証券
次の2か所で保有していた場合
松井証券
同じ仕組みのサービスを申込んでいる証券会社
保有株比率に応じて按分
次の3か所で保有していた場合
松井証券
同じ仕組みのサービスを申込んでいる証券会社
それ以外の証券会社(タンス株を含む)
松井証券と同じ仕組みのサービスを申込んでいる証券会社での保有比率に応じて按分