★トピックス★ ラジオNIKKEIに、空売りで反対売買をしてキャピタルロスを避けて優待の権利だけを取得する「優待タダ取り作戦」の例として、壱番屋を挙げ、逆日歩が急増するリスクもあるよ、という記事があった。ところで、もし壱番屋が松井証券の無期限信用「売建」銘柄だったら、このリスクを消すことができる・・・
残念ながら壱番屋は松井証券の無期限信用「売建」銘柄になっていないのだが、もし指定されていたとすると、無期限(一般)信用の「売建」には逆日歩はつかないので、躊躇することなく空売りすることができる。
つまり完全な「優待タダ取り作戦」ができるかもしれないのだ。これは、優待だけでなく、配当取りにも使えるし、ファンダメンタル的に絶対下がるとわかりきってるけど逆日歩が怖くて空売りできない場合にも応用できる。今後、無期限信用の「売建」銘柄が増えると、実際にこのテクニックを使用する個人投資家が出てくるはずだ。
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優待タダ取り作戦=壱番屋の例、逆日歩負担に驚愕
株主優待の権利付き最終日が迫ったところで、現物株を買うとともに同値において信用取引でカラ売りをして株主優待の権利を取得、権利落ち後に反対売買をしてキャピタルロスを避けて優待の権利だけを取得する「優待タダ取り作戦」の手法が一部の投資家層の間で流行っている。現在は1ヶ月の固定手数料制で売買をしている投資家も多く、いくら売買しても手数料が気にならないことから、この手法を取る投資家が増えている。
しかし、小型株に一度にカラ売りが急増した場合、逆日歩が驚くほど増えることには注意が必要だ。11月末割当で株主優待の権利を落としたのはカレーショップを展開する壱番屋 <7630> 。22日売買分の逆日歩は1日あたり8円、3日分合計で24円となった。権利付き最終日の24日売買分も1日あたり8円、2日分合計で16円となった。24日の出来高17万5900株に対して日証金ベースの新規の貸し株は13万900株と出来高の約4分の3に達している。いかに現物買い・カラ売りを入れた投資家が多いかわかる。仮に22日に現物買い、信用売りを実施して優待の権利を取って25日に反対売買をして清算すると、100株のカラ売りでも合計4000円の逆日歩が取られる。100株保有で得られる優待券は1500円である。(S.K)
残念ながら壱番屋は松井証券の無期限信用「売建」銘柄になっていないのだが、もし指定されていたとすると、無期限(一般)信用の「売建」には逆日歩はつかないので、躊躇することなく空売りすることができる。
つまり完全な「優待タダ取り作戦」ができるかもしれないのだ。これは、優待だけでなく、配当取りにも使えるし、ファンダメンタル的に絶対下がるとわかりきってるけど逆日歩が怖くて空売りできない場合にも応用できる。今後、無期限信用の「売建」銘柄が増えると、実際にこのテクニックを使用する個人投資家が出てくるはずだ。
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