ネット証券Blog

大阪の個人投資家kabuthree(カブスリー)の個人ブログです。ネット証券 / FX / 証券業界 などについて書いています。

 

カテゴリ: ▼証券会社

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岡三オンライン証券[ ネット証券Blog ] 
岡三オンライン証券開示情報によると、同社の12月の1日平均株式売買代金は、44,386百万円で、11月に比べ10.7%増加しました。


岡三オンライン証券の1日平均売買代金は2013年6月から6ヶ月連続で前月比マイナスが続いていましたが、12月は7ヶ月ぶりに増加に転じました。

一方で、良くないデータもあります。証券総合口座数の伸びが632口座にとどまり、これはデータが開示されている2013年2月以降で最低の数値です。比較サイト等へのネット広告出稿を取りやめたことや、手数料の値上げの発表により新規顧客が減っていると考えられます。

12月の売買代金の増加は、証券優遇税制の廃止に伴う利益確定売りが寄与したという見方もできますが、手数料の値上げを知った既存顧客が他のネット証券に引越しをするために持ち株を処分したためという見方もできます。この答えは手数料の値上げが実施される1月の売買代金の実績で確認できるでしょう。

■岡三オンライン証券
開示情報 - 国内株式売買代金等の推移
http://www.okasan-online.co.jp/corporate/trading_value.html

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GMOクリック証券[ ネット証券Blog ] 
GMOクリック証券が集計した平成25年12月の売買代金実績によると、同社の12月の1日平均株式売買代金は、121,496百万円で、11月に比べて10.3%増加しました。1日平均売買代金が前月比で増加したのは2013年9月以来、3ヶ月ぶりです。


また、カブドットコム証券との差は、16億2900万円で、業界4位の座は死守したものの、2013年3月に逆転されて以来の僅差となりました。12月は優遇税制廃止に伴う利益確定売りが多かった月でしたが、GMOクリック証券の顧客は短期売買の投資家が多いため、年末の利益確定売りの需要が他社に比べて少なかったと思われます。

GMOクリック証券では、NISA口座のサービス開始が2014年4月からと遅くなる予定です。その影響が1月以降に出てくるか注目です。

■GMOクリック証券
開示情報 > 口座数/売買代金実績
https://www.click-sec.com/corp/company/kaiji/com_disclose.html

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カブドットコム証券[ ネット証券Blog ] 
カブドットコム証券が集計した平成25年12月 委託手数料及び業務計数の開示(速報値)によると、同社の12月の1日平均株式売買代金は、119,867百万円で、松井証券と同じく、11月に比べ20%増加しました。



カブドットコム証券1日平均売買代金は2013年10月、11月の2ヶ月連続で1000億円を割り込んでいましたが、9月以来、2ヶ月ぶりに1000億円を超えました。また、2013年6月以降では最高値となっています。

松井証券とカブドットコム証券の2社間のシェアの差は、11月から変動がないということになりそうです。

■カブドットコム証券
平成25年12月 委託手数料及び業務計数の開示(速報値)
http://kabu.com/company/pressrelease/2014/20140107.asp

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SBI北尾吉孝[ ネット証券Blog ] 
SBIホールディングス北尾吉孝CEOの年頭所感がブログ『北尾吉孝日記』に掲載されました。年層を干支から占うという話題満載でしたが、SBI証券に関しては言及がありませんでした。



■北尾吉孝日記
『年頭所感』
http://www.sbi-com.jp/kitao_diary/

新年明けましておめでとう御座います。皆さんはどのようなお正月を迎えられましたか。
 私は、この休み中、二つのグッドニュースが海外拠点から伝えられ、安倍首相と同じようにワクワクしておりました。一つは、バーレーンのAGU(アラビアン・ガルフ大学)でALA(アラ)を政府の許可を得て術中診断薬として使った膀胱癌の手術が世界で初めて成功裏に行なわれ、しかもSBIファーマが開発した癌の部分を赤く光らせるディバイスを使用したというニュースです。AGUでは様々なメディアでこのことを発表する予定で、今後はGCC諸国で様々な部位の癌で我々のALAが術中診断薬として使用されると期待されます。
 もう一つのグッドニュースは当社が昨年十月に発表した中国企業二社と我々三社による上海自由貿易試験区でのインターネット金融業を行う合弁会社の設立に関する正式な承認が上海国有資産委員会によりなされたことです。これにより三社の合弁契約や定款の締結ができる状態になります。
 では、吉例に従いまして今年の年相を干支から占ってみましょう。
 今年は、甲午(きのえ・うま)、音読みでは「コウゴ」であります。先ず、甲(コウ)と午(ゴ)それぞれの字義について触れておきます。

この後、干支についての話がつらつらと続きます。
干支占いに興味がある人はいいのですが、興味がない人にはどうでもいい話なので読んでもつまらないです。去年の所感を読んでみたところ、同じような構成でした。北尾さんの年頭所感ではSBI証券についての話は期待しないことにしましょう。

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松井証券[ ネット証券Blog ] 
松井証券が、集計した平成25年12月の月間売買実績・取引口座数等(速報値)のお知らせによると、同社の12月の一日平均株式売買代金は、159,983百万円となり、11月に比べ20%増加しました。4月〜5月の2000億円の水準には届きませんが、個人投資家の積極的な売買が続いていることは確かなようです。


また、松井証券は2013年1月から12ヶ月連続で、一日平均1000億円超えを達成したことになります。同社では過去に、2005年8月から2006年6月までの11ヶ月連続で1000億円を超えたことがありましたが、今回はそれを上回る新記録です。

12月は、東証一部大型株から新興市場銘柄まで堅調な値動きとなり、月末には優遇税制の終了に伴う換金売りもありました。したがって、松井証券以外のネット証券でも11月を上回る売買代金を記録したはずです。7日以降に開示される各社の業務データで確認していきたいと思います。

■松井証券
平成 25 年 12 月の月間売買実績・取引口座数等(速報値)のお知らせ(PDF/167KB)
http://www.matsui.co.jp/company/press/pdf/ir/pr140106.pdf

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松本大[ ネット証券Blog ] 
マネックス証券の松本大CEOの新年の挨拶がブログ『松本大のつぶやき』に掲載されました。が、他の証券会社の社長の挨拶に比べると短く、具体的な2014年の施策・目標についての言及はありませんでした。



■松本大のつぶやき
2014初春
http://ameblo.jp/monex-oki/entry-11744232749.html

 あけましておめでとうございます。

 発会の今日、東京は雲ひとつない晴天です。昨日は雪がちらっと降ったようです。元日の初詣で引いたおみくじには、万葉集の最後を飾る大伴家持本人の歌が書かれていました。

 「新しき年の初めの初春の今日降る雪のいやしけ吉事(よごと)」

 正月の雪は豊作の兆しです。アベノミクスが実体経済に効果を及ぼす年。デフレから完全に脱却し、インフレが実感を伴って起き始め、株だけでなく土地の値段なども上がり、個人も企業も消費・投資・設備投資を進める年。そんな年になることを願っています。

 本年も、皆さまの投資環境を良くすることに全力で邁進して参りますので、マネックスを何卒よろしくお願い申し上げます。


新年だからといって、長文の年頭挨拶をわざわざ掲載する必要はないという判断だと思いますが、ちょっと他のネット証券に比べると物足りない気がしますね。来年はもう少し具体的な話を期待します。

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松井証券カリスマトレーター直撃インタビュー[ ネット証券Blog ] 
松井証券は、一日信用取引の一周年記念として、カリスマトレーダー【株之助】氏と【けむ。】氏のインタビューをホームページに掲載しています。



【株之助】氏と【けむ。】氏は、デイトレードのカリスマとしてネット上では有名な個人投資家ですが、両氏とも松井証券を愛用しているようです。【信用取引規制の緩和】の恩恵を受け、さらに松井証券の【一日信用取引】、【デイトレ適性ランキング】が便利との感想を述べているようです。

両氏が語る、カリスマデイトレーダーとして松井証券のメリットは、全ての個人投資家が等しく享受できるものとは限りませんが、短期売買の参考になるかもしれませんので、一読をお勧めします。

松井証券株之助インタビュー

■【株之助】氏のプロフィール
2001年にオンライントレードを始め、独学で高速スキャルピングを体得。04年10月から1年半の間に、資金300万円から2億円まで増やすことに成功し、各メディアに取り上げられる。その後もセミナーの開催、トレードDVDの販売、自身の取引情報を逐一公開するブログなどによって、自らの投資手法を全国に発信し続け、現在でも多くのファンを持っている。

■【株之助】氏のインタビュー
http://www.matsui.co.jp/event/trader_interview02/page01.html



松井証券けむ。インタビュー

■【けむ。】氏のプロフィール
2004年12月に株取引を開始。「本を読んだり、人に教わったりしたことをそのままやって勝てるような甘い世界でもないだろう」と思い、予備知識をまったく持たずに始め、「板読みトレード」という、チャートは使わずに、板の動きだけで売買するという、オリジナルの手法を編み出す。その後は自身が「ミニッツトレード」と呼ぶ、超短期売買をメインに資産を伸ばす。

■【けむ。】氏のインタビュー
http://www.matsui.co.jp/event/trader_interview02/page02.html

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岡三オンライン証券池田嘉宏社長[ ネット証券Blog ] 
岡三オンライン証券は、池田嘉宏社長の2014年【年頭のご挨拶】をホームページに掲載しています。



池田嘉宏社長 2014年 新年の挨拶から抜粋
「こうしたなか私ども岡三オンライン証券では、最高のサービスを創造するオンライン証券会社の実現を目指し、スマホ、タブレットなど新たな取引ツールの開発、さらには各種投資情報の拡充、お客さまの視点に立った魅力的な商品の提供に努めています。また、お客さまに安心してお取引いただくため、売買システムの強化、刷新についても推進しており、全てのお客さまに当社でのお取引のメリットを享受頂けるものと考えております。」

上記のように、池田社長は、【取引ツールの開発】、【投資情報の拡充】、【システムの強化、刷新】に努めることで、全ての顧客にメリットを享受してもらえると考えていると述べています。

ただ、1年前(2013年1月1日)の挨拶にあった【業界最低水準の取引コスト】が消えてしまいました。去年の挨拶は下記のとおりです。

池田嘉宏社長 2013年 新年の挨拶から抜粋
「岡三オンライン証券ではこの変化を的確に捉え対応を図ると共に、業界最低水準の取引コストと、多くのお客さまから大変高い評価を頂いている高機能取引ツールに磨きをかけることで、当社のお客さまには規制緩和のメリットを最大限に享受頂けると考えています。」

これは言うまでもないことですが、2014年1月6日からの手数料値上げのためです。サービス品質の向上がはっきりと見えない段階で、手数料を値上げしてしまうことに、多くの顧客は納得できていないように思えます。手数料の値上げを実施するのであれば、早急に、それ相応の【取引ツールの開発】、【投資情報の拡充】、【システムの強化、刷新】によるメリットを顧客に提供しなければならないでしょう。

■関連記事
岡三オンライン証券、日本株の手数料を値上げ。14年1月6日から最大3倍超に。
http://blog.netshoken.com/archives/52078232.html

■岡三オンライン証券
2014年 新年のご挨拶
http://www.okasan-online.co.jp/information/2014/0101a/
2013年 新年のご挨拶
http://www.okasan-online.co.jp/information/2013/0101a/

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SBI証券眤疾疑夕卍[ ネット証券Blog ] 
SBI証券は、眤疾疑夕卍垢2014年【年頭のご挨拶】をホームページに掲載しています。


眤疾疑夕卍は、昨年3月に健康上の理由で退任した澤田安太郎社長の後継として、社長に就任しましたので、社長在任9ヶ月目にすぎません。言わば緊急登板だったわけですが、6月以降に売買代金シェアが増加していますので社長としての成績は及第点だったと思います。ただ、シェアを増加させる決定的な施策を実行したかと言えば、そのようには見えず、従来からの手数料の安さとサービスの満足度を維持していたことが、アベノミクス相場で好業績をあげる原動力になっていたと思います。その意味では、2014年が眤室卍垢凌寝舛鯡笋1年になるでしょう。

眤室卍垢稜頭挨拶では、その1【NISAサービスの強化】、その2【スマホ・各種取引ツールの強化】、その3【商品ラインナップの強化】を実行するとあります。その1・その2はネット証券業界としては当たり前の王道戦略。その3はマネックス証券や、野村證券などの総合証券との競争になりやすい部分で、おそらく海外株式や投信の拡充に取り組むのだろうと予想されます。個人的にはマネックス証券が先行した【米国株の特定口座】には早期に対応してほしいです。

なお、SBIホールディングス北尾吉孝CEOの年頭挨拶は、まだアップされていません。例年、初営業日にアップされるようなので、別途記事にする予定です。

眤疾疑夕卍 年頭の挨拶から抜粋
「本年、私は代表取締役としていよいよ2年目を迎えます。日本におけるオンライン総合証券の先駆者として、「業界最低水準の手数料体系」、「豊富かつ良質な投資情報、リアルタイム取引ツールの提供」、「魅力ある投資機会(商品)の提供」、「取引の安全性の提供」に引き続き努めるだけでなく、より一層の「顧客中心主義」の実現を目指し、皆様のご期待に添えるよう、以下の施策を実行してまいります。」

その1. 当社最重要施策であるNISAサービスの強化
その2. スマートフォン・「HYPER SBI」等、各種取引ツールの強化
その3. さらなる商品ラインアップの拡充


■SBI証券
2014年 年頭のご挨拶
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/info/info20140101-01.html

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楽天証券楠裕治社長[ ネット証券Blog ] 
楽天証券は、楠裕治社長の2014年【新年のご挨拶】をホームページに掲載しています。



楠裕治社長は、挨拶の中で以下の施策を挙げています。
  • データベースサーバの大幅増強(春)
  • 周辺サーバもより最新かつ高速化
  • コールセンターの増員と教育強化、拠点の増床
  • スマートフォンやタブレットへの対応はどんどん進める
また、顧客の3割がスマートフォンなどPC以外の注文であるということ。楽天証券というとマーケットスピードのイメージが強く、専業トレーダーの比率が高いように思われるかもしれませんが、売買代金はともかくとして、顧客数ではスマホやタブレットのシェアがかなり拡大しているということです。

楽天証券は昔から主要ネット証券の中で、先進的な取引ツール・チャネルの導入に最も積極的な証券会社です。システムの安定性を維持しつつ新サービス・新ツールの提供にも引続き力を入れてもらいたいです。

楠裕治社長 新年の挨拶から抜粋

「今年の弊社は上記のような制度改善やルール改正の動きをしっかりとフォローしつつ、投資をするお客様にとって最も大切なこと、「取引インフラとしての安定性と利便性の徹底追求」を旨として参ります。」

「システムインフラ面においては、一層の高速化と安定化を目指しデータベースサーバの大幅増強を春に予定しております。処理能力は現在の3倍まで高める予定です。加えて周辺サーバもより最新かつ高速化を計画しており順次導入を図って参ります。」

「そしてコールセンターの繋がりやすさとサービスレベルアップには継続的に改善努力を行って参ります。相場の繁閑にかかわらず安定した受電体制が組めるよう、引き続き増員と教育強化を進めます。加えて拠点の増床も計画しており一層の利便性を高めて参りたいと考えております。」

「また、スマートフォンやタブレットなど機動力の高いチャネルへの対応はどんどん進める計画です。お客様のご利用状況を見ると、一昨年あたりから従来のPC中心の投資スタイルが大きく変化してきています。例えばご注文をいただくお客様の既に3割程度の方がスマートフォンなどからのご利用です。」

「その他にもお客様のニーズの変化に対応し新しいサービスや既存のサービス改善など準備中の案件が多々ございます。それぞれ準備が整いましたら適宜お知らせをさせていただきますのでよろしくお願い申し上げます。」


■楽天証券
弊社代表取締役社長より新年のご挨拶
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/info/info20140101-01.html

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